YOLOCOBI BLOG (一度きりの人生にヨロコビを)

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「たこ焼きパーティー(タコパ)」から生まれる、インクルーシブで幸せなコミュニティ作り 〜故・渋谷友雅くんとの大切な思い出〜

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関西人のソウルフード「たこ焼き」。

関西人じゃなくても、日本人ならみんな大好き!

 

たこ焼き作ってて、クルッとたこ焼きをひっくり返す動きとか、安くて庶民的な親しみやすい味。

 

「たこ焼きパーティーやりましょう!」

って聞いただけで、何だかちょっとワクワクしちゃいますよね。

 

そんな「たこ焼きパーティー」、通称「タコパ」。

この企画のキーパーソンである、「たこ焼きプロデューサー」は、関西出身の幸せで元気いっぱいな女の子、KEIちゃん。

 

彼女KEIちゃんの周りには何だか「幸せ」が寄ってくる感じ。

彼女は決して「たこ焼きのプロ」ではないのですが、このKEIちゃんが作る「たこ焼き」は格別においしいんです。

彼女の「幸せ」なパワーと「愛」が詰まっているのかな。。

 

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関西人の作るたこ焼きの原点って、きっとこれなんだな、と。

 

KEIちゃんが作るたこ焼きはもちろんおいしい。

でもそれ以上に、「たこ焼き」という親しみやすさ、「たこ焼き」をみんなで食べるコミュニティ作り、楽しい「コト」創りが、このタコパにはある。

 

それこそが「たこ焼き」の持っている本当の「価値」なんだと思います。

 

これ、実は私の東京下町の文化である「月島もんじゃ」にも通じるものがあります。

一番行きたくなる地元で人気の商店にしてみても、「なぜ行きたくなるか」というと、やっぱりお店の看板になる店主や店員の「人情味」や人柄だったりするんですよね。

 

人間はやはり、人やコミュニティという「繋がり」に共感して、楽しいひと時を感じて、幸せを味わう生き物なのです。

 

 

「タコパ」から始まる、楽しい「コト創り」

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知らない人を自由に集めてたこ焼きを食べて「楽しんじゃおう!」という不思議なイベント(通称:KEIちゃんタコパ)。

実はこのイベント発起人は、我らが「楽しい連鎖起こし隊」渋谷友雅くんが主催しました。友雅くんは 、若くして脳の病気の問題で半身不随になりながらも、前向きに生きている立派な若者です。

 

私も、そんな力強い彼のこころに惹かれて、彼の主催するタコパに参加しました。

 

彼は、世界こどもサミット2018にも登場した、幸せな若者です。

しかし残念なことに、このタコパが行われた翌年の2018年に18才という若さでこの世を去りました。。。

 

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◇渋谷友雅くんについて、もっと知りたい方へ

 

 〜世界こどもサミット2018映像(YouTube)〜

https://m.youtube.com/watch?v=Qm-Qyi_72ng

  

この「タコパ」、ゆうが君の自宅(東京23区某所)で行われました。

面白かったのは、誰でも参加できて、ほぼみんな知らない人たち同士だったことです。

 

以前私と友人で主催した、障がい者支援イベントに参加してくれた新しい仲間たちや、私のように「心の病」と向き合って生きている人間もいれば、普通に学生の子達、将来に悩んでいる子、普通に楽しいことが好きな人、「幸せな時間を味わいたい!」と思っている人、どんな人でも仲間になれちゃう。

 

きっと参加してくれる人は、「なんか楽しいことをしたいな」、っていう「ピュアなこころ」を持っている人たちばかりです。

  

↓集合写真

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なんか堅苦しいイベントではなくて、カジュアルでみんながお互いがニックネームで呼び合い、ワイワイ楽しくたこ焼き食べて、どんな人でもコミュニティに参加できる。

 

イベントでは、初めて参加しても気軽に仲間になれるように、アットホームな雰囲気でそれぞれを「他己紹介」。

その人が「どんなことが好きな人か?」みんなに紹介して、みんな仲良くなる。

 

そして、どんな人でも老若男女、国籍問わず、「人が繋がる」。

みんなが受け入れてくれる。ただ単純に楽しいひと時をみんなで「共有」するだけ。

 

会費も食べた分だけ払うだけ。

 

仕組みはものすごく単純なんですが、とっても「エコ」で「アットホーム」で「寛容的」で、「美味しいたこ焼き」たべれて、「安心できる」素晴らしい「コト創り」イベントでした。

 

このイベントを通して学んだことは、こんな「こころのバリアフリーなコミュニティ」が今の時代には必要だと思いますし、とても大切だな、と思います。

 

意外と現代の日本人はこういうことの大切さを忘れてしまっているかもしれません。

 

「モノ」は買ってもまた欲しくなってしまいますが、「コト(思い出)は一生記憶に残るものです。今のような人と人との関係が希薄になってきた時代には特に必要です。

 

「幸せ」は楽しい仲間づくりから

 

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「幸せ」は、お金や名誉や成功とか、人と比べてすごい、とか得られるようなものを「幸せ」だと思いがちです。

 

でも、実は「友達ができる」「おいしいもの」を食べる、「おしゃべりする」、とか「どんな人でも、関係なく誰でも仲間になれる」「新しい刺激を受ける」「明日の"元気"を持って帰れる」。

こんな簡単な「幸せ」が欲しいのではないでしょうか?

 

少なくともわたしが学んできたWell-Being学(学術的な「幸福学」なる学問)では、「持続的幸福感」を味わえる「幸せ」や「長生きする秘訣」とは、実は「友達」の存在だったり、そんなとても単純なことだったりするんです。

 

だから、まずは1人でもいいから、

・理由なく会ってもらえる友達がいるかどうか?

・悩みを聞いてくれる友達がいるかどうか?

それが大切な「幸せ」のヒントです。

 

そんな、一見普通なコミュニティ作りことから「幸せ」創り。

ちょっと「幸せ」のヒントが掴めたていただけたらいいな、と思います。

  

You Only Live Once....

 

追記:このブログ記事は、2020年2月に内容を更新しました。

亡くなった渋谷友雅くんのことを忘れないためにも、いつまでも大切にしておきたいと思います。

 

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