・毎日やっている仕事に刺激が感じられない
・楽しいと思っていた仕事が人間関係や出世争いとかで嫌になってしまった
・自分が会社の歯車になっているようで、自分の存在価値を見出せない
そんな仕事の人生で行き詰まって「幸せ」が感じられない人が多い時代。
このブログを書いている私自身、
身体表現性障害というストレス疾患を長年抱え続けたことがきっかけで、
新しい「幸せな自分探し」の旅を始めました。
時代は、副業やパラレルキャリア(複業)とか言われていますが、
今は時代の後押しもあり、新しい「幸せ」探しをするにはまさに絶好のチャンスです。
積極的に社会活動や勉強会などに参加していたら、
自分の存在価値ややりがいが感じられる次の天職が見つかったり、
学生であれば、未来の新しい働き方を創るきっかけになるかもしれません。
今、「一度きりの人生」を何とかして幸せに変えたいと思っているけど、
一体どうしたらよいのか?真剣に悩んでいるあなたへ。
今回は解決するヒントとして、「社会貢献から新しい「幸せ」をつかむ実践法」について、書きたいと思います。
◇3ヶ月の社会貢献プロジェクトを提供する、NPO法人「2枚目の名刺」とは?
先日のブログで、NPO法人「2枚目の名刺」さんの活動を少し説明しました。
2枚目の名刺を 〜社会貢献から「幸せ」探し 〜 - Hack Your Happiness(幸せハック)〜一度きりの人生にヨロコビを(YOLO)〜
「2枚目の名刺」さんは、新しい視野(刺激)や人との出会いを求める社会人と、福祉関係者の仕事に従事しながらも課題を抱える団体の架け橋となり、「ソーシャル・インクルーシブ」な社会の実現を目指すNPO法人。
3ヶ月のプロジェクトベースで進められる社会貢献活動を通して、福祉従事者・生活困難な人々だけでなく、参加した社会人達も、自分の新しい刺激や達成感、新たな「幸せ」な生き方を考える良いきっかけになる、まさに「三方よし」なわけです。
ここで少し、「ソーシャル・インクルーシブな社会って何?」という言葉について解説します。
〜「ソーシャル・インクルージョン(Social Inclusion)」とは?〜
「ソーシャル・インクルージョン」を直訳すると「社会的包摂」。
なんのことやら、まだよくわかりづらいので、もっと噛み砕いていうと、
貧困やホームレスに陥っている人々や障害者、また制度の谷間で社会サービスの行き届かない人々を、社会から排除し孤立させるのではなく、地域社会への参加と参画を支援し、社会の構成員として包み込見ましょう、ということ。
障害者などの社会的に弱い立場の人々を「異物」扱いして排除しがちな世の中ですが、
そうではなく、障害者も含めて全ての人々をごく自然な形で社会の一員に受け入れる。
そして孤独や摩擦から援護しながらみんなが健康で文化的な生活を実現しよう、という理念は、常に意識してゆきたい考え方だと思っています。
つまり、いろいろな事情で生活が困難な人々も安心して、一緒に暮らせるような「あったかい社会」を「ソーシャルインクルーシブな社会」いいます。
ちなみに、元アイドル歌手の菊池桃子さんも、社会福祉におけるソーシャル・インクルージョンの取り組みについての活動を積極的にされていたことをみなさんご存じでしょうか?
ちなみに、私が今読もうと思っているソーシャル・インクルージョンに関する本です
◇現代は、地球市民として「幸せ」な社会を考える時代
世界は、環境問題や貧富格差の問題、高齢化社会による福祉問題など、将来に対する様々な課題があって地球規模で「持続可能な社会の実現」を考える時期にさしかかっていて、自分さえ良ければいいということでは、子供達の世代に今ある地球を引き継いでいけない危機的な状態なのです。
古くは1997年の京都議定書(地球温暖化対策、CO2削減目標に関する国際協定)から始まり、現在では国連を中心に様々な社会問題が議論されており、2015年にニューヨーク国連本部の「国連持続可能な開発サミット」で決められた、「持続可能な開発アジェンダ」、いわゆるSDGs(Sustainable Development Goals)へ発展しました。
2030年へ向けた、17の目標と169の項目のテーマで、皆が「地球市民」として子供達の世代へも安心・安全な社会のバトンを渡せるようにしよう、と目標に向かって動いています。
今、政府や各企業、自治体、NPO法人などでもこの目標に向けて一生懸命行動を起こしていますが、まずはひとりひとりがこういう意識で、まずは小さなことから社会を良くしよう!と行動するのが大切です。
「志は高く! そして、まずは自分ができる小さな心の優しさを持つこと」
が「幸せ」へと繋がる第一歩なんじゃないかな、と私は考えています。
■ SGDs活動を働きかける、世界中の有名人・活動家からのメッセージ
■参考:持続可能な開発目標(SDGs)とは?~国連のサイト~
http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
◇まずは身の回りの社会問題を考えよう
地球規模の話をして少し実感が湧かなかった人も多いと思いますので、現実的な話へ戻りますが、 例えば、普段、地元の地域の知り合いやコミュニティーの人たちと話をしていると、社会の問題が山ほど転がっています。
実際に、私の住んでいる東京下町だと、ホームレスの問題や在日外国人差別の問題、あるいは介護福祉や障害者の家族を抱えながら毎日の生活を必死に送っている、そんな大変な方々がたくさんいらっしゃいます。
普段は目にすることはなかった、身の回りの問題に目を向けること、そして「自分に何ができるだろう」って考えて、社会に貢献できることを具体的に考えてみることも、とても大切なことです。
そして、「自分は具体的に何を実行していったらいいんだろう?」と考えて、例えば、身近なところで自分なりに支援してみたい、解決してみたいというテーマ(問題)を見つけて、実際に社会貢献活動に参加して、現場の人たちの話を聞き、世の中を良くしようと行動する。
そうしているうちに、気が付いたら、人から「共感」してもらい、自分の「存在価値」を感じてもらい、社会と繋がり、最後には「幸せ」を人からもらうことができるのではないでしょうか?
大切なことは、小さなことでもいいから、身近な人々が抱えている問題に目を向けて、実際に足を動かして、考えて、調べて、行動することが必要なんだと思います。
◇「新しい発想」で社会問題を解決して自分の新しい生き甲斐(幸せ)を
社会に出て活躍しているビジネスパーソンは、普段仕事をしている時は「幸せ」を実感することはなかなか難しいのではないか?と思います。
でも、ふと一歩、外の世界に踏み出して行動しはじめると、自分が今まで仕事で経験してきたことが、意外にも「社会の役に立つんだな」、ということに気が付いてきます。
例えば、自分では普段当たり前のように思っていた考え方や発想が、実は問題解決のための「斬新な発想」だったり、あるいは新しい価値を生み出す「ヒント」だったり、と「新たな自分」を発見をすることができます。(これこそ「プロボノ」という新しい副業的な社会貢献の言葉の意味することです)
社会貢献に一歩足を踏み出すことで、自分が普段気づかなかった、世界を良くする「主役」になれるチャンスが実はたくさんあります。
そして、やればやるほど人から「感謝」というプレゼントをもらい、自分が社会の役に立っている「幸せ」を実感し、社会を変革するリーダーになれる可能性を秘めているのです。
◇新しい人との交流からもらう刺激、新しい「幸せ」探しのきっかけづくり
今回、以前から共感していてずっと気になっていた「2枚目の名刺」さんですが、偶然にも知り合った方がそこで働いていた、というのをきっかけに、説明会に初めて参加しました。
そして、ラッキーなことにプロジェクトメンバーに選んで頂き、今週からある団体の活動への支援活動を開始しました。
わずか3ヶ月のプロジェクトではありますが、これから私自身が「2枚目の名刺」プロジェクトでの体験を通して得た「幸せ」体験を少しでも多くお伝えしたいと思っています。
具体的な活動内容については守秘義務の関係で書くことはできませんが、これから自分が今まで経験したことのなかった新しいことに挑戦し、今まで出会う機会のなかった、他業界で働く新しい人たちと交流し、一緒に共創することで、何か新しい価値を創り上げられたらいいな、と思っています。
そして、私の体験談から、皆さんが何かを感じて頂き、「幸せ」になるヒントを、また社会貢献について考えるきっかけづくりになれば、嬉しいです。
You Only Live Once.