皆さんは日々の生活で「より健康になりたい、幸せな人生を送りたい」と、ダイエットや運動をしたり、また睡眠改善やストレス発散、あるいはサプリを飲んだりと、大なり小なり、いろいろな努力をいるのではないか、と思います。
もちろんやるのはいいことです。そういう努力をすることは健康で幸せな生活をつかむための第一歩だと思います。
でも、ひとつだけ気づいてほしいこと。
それは、皆さんのそういう努力は、実は不安や心配、恐怖感、コンプレックス(劣等感)や恥といった、どこか「満たされないこころ」があるからやっているのであって、「幸せ」を実感できていないのではないでしょうか?
本当の意味で「幸せ」を実感するためには、やはり自分自身のこころの充実感を作ることが大切です。
自分の「こころOS」をアップグレードするためには、「何故自分はそれをやるのか?」という、背後にある、皆さんそれぞれのあるはっきりとした目的や理由を知ること、そして「こころOS」高めてゆく過程で「自分の人生をどうなりたいの?」という「内省」を繰り返すうちに、態度や習慣が変わるベースができてきて、だんだんと「幸せ」を実感できるようになります。
世界で最も「幸せ」研究が盛んな国、アメリカでは多くの脳科学や心理学の研究者達が、科学的に「幸せ」とは何か?と言うようなことを至ってまじめに議論しあい盛んに研究が行われています。そして、最近のある研究によると、ある習慣を心掛け続けることによって、幸福感を感じる能力の40%まで影響を与えるかもしれない、ということが徐々に解明されつつあります。
今回は、あるアメリカの論説を元にした「こころの幸せ指数をあげる8つの心掛け」について、日本人向けに解釈して、書いてみたいと思います。
◇こころの幸せ指数をあげる8つの心掛け
1. 独りぼっちは健康に良くない
2. 家族や愛する人(動物)と共に過ごしましょう
3. ストレスをコントロールしましょう
4. 自然の中で時を過ごしましょう(観葉植物を家に置きましょう)
5. 楽しみましょう
6. ポジティブな「 生き残る」本能を持ちましょう
7. いいことを探しましょう
8. 目的を見つけましょう
1. 独りぼっちは健康に良くない
社会や人との繋がりは健康や幸せにとってもっとも大切です。人の支えや社会との交流が欠けていると、死への全ての原因に繋がる、あるいは最も心の病になるリスクやあらゆる病気につながり死亡率が高くなる原因になる、と多くの研究で言われています。
孤独を楽しんだりひとりぼっちにならないで、少しずつでも自分を理解してくれる大切な人との触れ合う時間を作るように、心掛けてゆきましょう。
(ちなみにLINEやFACEBOOKなどのソーシャルメディアでの繋がりは、それには値しません。逆に最も孤独感を味わってしまう危険性があるのでご注意を。。)
2. 家族や愛する人(動物)と共に過ごしましょう
3. ストレスを自分でコントロールしましょう
これは、仕事や人間関係があるとなかなか難しいもので、やらなければならないことや他人に振り回されるとストレスがたまりやすくなります。
そんなときには、もう一人の自分が自分を監視するイメージで「休む」「気晴らしする」ようにコントロールすることを心掛けましょう。また、周りの人や他人のことを気にしない(過度に心配しない)、小さなことにくよくよしないで、いい意味で開き直りするもコントロールのひとつとして大切です。
4. 自然の中で時を過ごしましょう(観葉植物を家に置きましょう)
週末や晴れた日には、外に出て道端の小さな花や植物を見る習慣をつけましょう。また、家に観葉植物(枯れにくいものが楽ですね)を部屋に置いてみてもいいでしょう。自然は自分のこころに充電してくれます。生活に疲れてきたな、と感じたら自然に触れる心掛けを持つと、こころが落ち着いてきます。
5. 楽しみましょう
仕事でも育児でも、何事も楽しみながらやるのが大切です。緊張したりしかめっ面にならないよう、遊びや笑顔になれるような工夫をしてみると、何事も楽しくなりますし、幸せに一日が過ごせると思います。あと、毎週始まりの時に楽しいことを計画する習慣をつけると、毎週が楽しみに感じられるようになり楽しい日々を送れるようになります。
6. ポジティブな「 生き残る」本能を持ちましょう
人間は、本能的に恐怖や不安を察知して、それからうまく逃れようという習性がありますが、これはネガティブな考え方で、過剰になってしまうとこころが不安に支配されてしまいます。
そうならないように、不安よりも希望、失敗より挑戦、というように前向きになって「自ら意志の力で生きる」気持ちを持ち続けていると、自然と不安な気持ちから解放されて、失敗が怖くなくなって、挑戦することが楽しくなってきます。
7. いいことを探しましょう
楽しむことと似ていますが、何事もいいように考える習慣をつけることが大切です。また他人の悪口をいうより他人のいいところを探したり、良かったことや良いことに目を向ける癖をつけましょう。
また、日頃から挨拶や感謝の気持ち、笑顔を相手が誰であっても自然にできるように習慣づけてみるのも大切です。
そうすると、周りに同じような明るい人達が自然とつながってきたり、周りの雰囲気が良くなったり、良い連鎖が生まれてきます。
8. 目的を見つけましょう
時には、自分と向き合う時間を持って「何故自分は生きているのか?」を考えるのも必要です。
忙しい日々に忙殺されると、自分を見失いがちになってしまい、なりたい人生と今の自分にズレが生じてしまいます。そうなったな、と感じたら、自分の考えていることやなりたい自分を紙に思うがままに書き出してみたり(ジャーナリング)、あるいは気になっている本を読んで、本と対話しながら自分を見つめなおすと、人生の目的を再確認することができます。
以上、8つの心掛けを書きましたが、毎日のちょっとだけでも心掛けすると、少しずつ人生が楽しくなってくるはずです。
これらのことは「しなければならない」ことではなくて「したいこと」だと自発的に思えるようになってこそ、幸せ指数が上がってきます。まずは「笑顔」からでもいいから、是非始めてみましょうね。
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