YOLOCOBI BLOG (一度きりの人生にヨロコビを)

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「幸せ」になるための学問---ポジティブ心理学とは?

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皆さんは、「世界幸福度ランキング」なるものの存在を知っていますか?

この調査は、国連(国際連合)が毎年行っているものですが、昨年(2017年) の世界幸福度ランキングでは日本は51位。先進国の中でも、日本は「不幸せな国」の状況が続いています。

 

↓ちょっと見えづらいですが、下から3番目です

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引用元:ハフポストのHPより

https://m.huffingtonpost.jp/2017/03/21/world-happiness_n_15505470.html

 

日本の株価は高水準で経済は回復傾向に見えますが、実際に働くサラリーマンの平均年収は年々減少(昨年は422万円/年 )、「働く人」からみた経済環境も決していいとは言えません。

それに加えて「働き方改革」。

仕事が減らない中での残業制限、こころのゆとりは減るわ、残業代が減る人もいるわ、ストレス溜まるわ、そんな状況ではありませんか?

 

「ストレスや暗い毎日から開放されて「ハッピー」な毎日を送りたいなぁー」

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皆さんもきっとそんな気持ちではないでしょうか?(私もそのひとり)

でもそんな中、今「日本社会を明るくしよう」という動きが始まっているのを皆さんはご存知ですか?

 

日本では、慶應義塾大学院の前野隆司教授が提唱する「幸福学 (学術的には、幸福=Well-Being)」という学問が世の中に徐々に広まり始めていますが、これの元となったアメリカから来た心理学、ポジティブ心理学が最近、日本でも注目されてきています。

 

◇「ポジティブ心理学」とは?

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ポジティブ心理学は、アメリカのペンシルバニア大学の心理学者であるマーティン・セリグマン博士によって提唱された、まさに「幸せ」になるための学問

https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=eFSBdZpn5s0

 

アメリカでも精神疾患は社会的な問題、セリグマン博士も元々はうつ病などの精神疾患に関する研究者で、「どうしたら人生をよりよく生きられるのか」をテーマに研究していました。が、ある日、マイナス感情が普通になっても「幸せ」にはなれないことに気付き、「普通の状態の人をいかにプラス(幸せ)な状態にするか?」に着目して「ポジティブ心理学」を創りました。

セリグマン博士は1998年にアメリカ心理学会会長に就任、学会の場で「これからは「幸福」になるためのポジティブ心理学が必要だ」と発表。今まで精神疾患など、「マイナスを正常に戻す」ための学問だった心理学の中で、「正常からプラスにしよう」という発想は非常に革新的、今ではポジティブ心理学世界中の多くの企業(Googleや、Amazonも屈したザッポス他多数)やスポーツ団体、有名大学など多くの組織に採用されています。

 

セリグマン博士のいう、ポジティブ心理学のキーワードは「PERMA」。持続的な幸福を築くための5つの構成要素で、5つの英語の頭文字をとって作られました。(分かりやすくいうと、以下の意味です)

 

ポジティブ心理学のキーワード「PERMA」〜

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それぞれの意味は;

P=Positive emotion(喜びや希望、前向きな感情)
E=Engagement  (夢中になる状態や関わり)
R=Relationships  (良い人間関係や人の繋がり)
M=Meaning     ((生きる)意味や意義)
A=Accomplishment(やりきること、達成感)

 

この5つが、科学的に導き出された「幸せ」を持続されるために必要だということがわかっており、セリグマン博士は「PERMA51」という目標を掲げ、2051年までに世界の半数以上(51%)の人を「幸せ」にすると宣言しています。

 

ポジティブ心理学について、詳しく学びたいという方は、セリグマン博士ご自身の著書をご覧下さい。(2014年の著書が最新刊です)

 

Amazon¥2,376-新品 /中古 ¥1,912-から ※ちなみにメルカリ(中古)では1,980円でした

 

そして今年の7月、セリグマン博士本人による日本で初めての公演が遂に実現。

それをキッカケに「日本の幸福度を高めてゆこう」「日本社会を明るくしよう」という機運が高まり、企業人事や医師、心理カウンセラー、教育者、社会人、福祉従事者、学生、様々な人が一堂に集まり動き始めています。

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ポジティブ心理学-2.0dialog 始動!

7月の来日イベントで生まれた機運を形にすべく、今週9月26日より、NagatachoGRID(東京・永田町)で、ポジティブ心理学対談イベント(Positive psychology2.0 dialog)が始まりました。来年3月29日まで、毎月開催、合計12回にわたって行われます。

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代表の矢澤祐史さんやユニリーバCHROの島田由香さん始め、「日本は、まずは2025年までに25%以上の人が「幸せ」になる社会創りをしよう!」と、日本社会を良くしたい人、幸せになりたい人、ポジティブ心理学を学びたい人達がコミュニティを作り、セリグマン博士の再来日(来年4月)まで続いてゆきます。

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↓ワークショップの風景

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このイベントは「Dialog(対話)」とある通り、出会いの場であり、学びの場であり、幸せなことを実現するアイデアを出しあうサークルのような場です。

 

〜今「コミュニティ」が求められる時代〜

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最近、若者層を中心に、以前よりも会社や大学での「人の繋がり」が弱くなってきたように思えます。特に会社での上司部下の関係や、教師と生徒の距離感(一方向に教える→教わる)を敬遠する若者、新しい人たちが増えました。

これに変わって増えてきたのが、「好きなこと」(趣味や学び)で新しい繋がりを持ちたいという「コミュニティ」や「ネットワークグループ」。

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特にFacebookなど、SNSの力がこうした新たなコミュニティを後押しして急激に増えてきており、新しい時代へ、変わり始めてきたように思います。

(コミュニティの中心が、SNSによって「組織から個人へ」移り始めてきたのです)

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同じ趣味や価値観を持った人が集まり、上下関係も変な距離感もなく「ニックネーム」で呼び合い、年齢や性別関係なく友達感覚で付き合い、楽しく学び合うような関係。

 時代は「パーソナル化」が始まり、新たなコミュニティが必要とされるようになっています。

 

◇「幸せ」がキーワードの学び合うコミュニティ

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このポジティブ心理学による「幸せ」を創るワークショップは、そんな新しい「コミュニティ」の形のひとつ。本気で日本の社会変革をしようと考えている社会人や学者、学生など、真剣にポジティブ心理学の考え方に共感して「幸せ」になりたい人の集まりです。

一人なら自信ないけど、みんな集まったら何かができるかも。同じ想いの人達が集まって、どんな行動を起こせるかもみんな次第。

「幸せ」になりたい人達が集まるからこそ、「幸せ」なパワースポットができるかもしれませんね。そんなエネルギーと優しさを持った人の集まりでした。

 

もし、「幸せ」なこの活動に興味があるかた、是非以下リンクご覧ください。講座じゃないので自由に参加できます。

一応誤解のないように、あやしい宗教団体ではありません。宗教関係者がいるかもしれませんが、それは個人の自由なので、私は気にしていません。

 

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↓ワークショップ(dialog 2.0) リンク先

参加費は2000円(各回)

yeey.co

Facebookコミュニティページ

www.facebook.com

 

最後に今回のイベントの講演者、島田由香さん曰く、「人って幸せになるために生まれてきた」んだと。たしかにそうですね、単純に納得^ ^

 

You Only Live Once.

P.S 銀座ITOYAにて。ステキなレターセットでした。

もう来年の手帳・カレンダーの季節ですね。

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