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【いまさら聞けない】「マインドフルネス」って何? 〜不安・うつを予防するための「こころの健康法」〜

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今年は異常に暑い夏。

ただでさえ暑さでカラダが消耗して疲れているところに、さらに仕事でストレスがたまったり、職場の人間関係で嫌な思いを続けていると、普段以上に「こころ」が疲れてしまいがちになりませんか。

 

今や働く人にとって、うつなどの精神疾患が、4大疾病(※1を超えて、最大の病気のリスクです。現代の精神疾患の患者は323万人(※2)もおり、「こころのマネジメント」や「こころを休めること」はとても大切なことです。

※1 4大疾病:ガン、急性心筋梗塞脳卒中、糖尿病

※2 2008年の厚生労働省の調査 

 

今、ビジネスパーソンにも、徐々に知られてきている「マインドフルネス」

 

聞いたことはあるけど、何だかよく知らないあなたへ、今回は、 私も実践しているマインドフルネスを、できるだけわかりやすく、ご説明したいと思います。

 

◇「マインドフルネス(Mindfulness)」の意味、そもそも何?

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そもそも「マインドフルネス」って何でしょうか?

まずは、この怪しいカタカタ言葉、「マインドフルネス」の意味からご説明します。

 

◇「マインドフルネス(Mindfulness)」とは・・・

・禅の「瞑想」から発展し、アメリカで、科学的に「メンタル管理」するために開発された、言わば「こころの健康法」。

 

・メンタル管理が必要となった背景として、2000年以降、インターネットやスマホ社会の普及に伴って、一日中「脳が休まらない情報社会」になり、世界的にうつ病が蔓延してきたからです。(実際、アメリカでも5%がうつ病などの精神疾患を患っていると言われており、これは日本でも世界中で起きている健康課題です)

 

・欧米では、こうした背景からメンタルヘルス」への科学的な研究が進んでおり、「マインドフルネス」が単なる宗教的な「瞑想」ではない、メンタル改善しこころをポジティブにする「こころの健康法」として、効果が科学的に実証されています

 

・具体的にはボストン州立大学のジョン・カバット・ジン博士による「マインドフルネス・ストレス低減法」や、Google発のマインドフルネス法として世界的にも有名な「Search Inside Yourself」など、「マインドフルネス」は一般的になりつつあります。

 

※日本はまだまだ後発ですが、実際に多くのIT企業やグローバル企業が企業の研修プログラムの一つとして「マインドフルネス」を導入しています

  

◇意外と知らないマインドフルネス(Mindfulness) の言葉の意味

マインドフルネスの言葉、英語ではこういう意味になります。

◯Mindfulness = 「心が豊かで安定した状態」

(「Mindful」=心が満ちた、という形容詞)


XMindfullness =「心に余裕が無く不安定な状態」

(これだと「Mind」が「full」(いっぱいいっぱい)で余裕がない、という正反対の意味ですね)

つまりは、昔からあった「こころを整える」「のんびり」「スローライフ」というのを禅の「瞑想」を利用して、意図的に「こころの健康法」として作ったものなのです。 

 

◇「マインドフルネス」がもつ価値  10の理由

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一般的にマインドフルネスによって、以下のような価値があると言われています。

 

1)こころの平静

2)ストレス低減

3)不安の解消

4)アンチエイジング  ※ストレスは寿命を縮めます

5)こころを整える(メンタルバランス)

6)タバコ・アルコールなど依存症を防ぐ

7)ポジティブ思考に変わる

8)創造力が湧いてくる   ※閃きですね

9)短期記憶を呼び起こす 

10)学習能力の向上(集中力UP)

 

ここでは、詳細の説明は割愛しますが、

簡単に言うと「こころ休み」と「こころを整える」を行う「こころの健康法」です。

 

私自身、「マインドフルネス」を始めた理由は、こころの病い(不安障害、身体表現性障害)に苦しんでいたから。

私自身決して宗教心があるわけでもなく、必要に駆られて始めたのがきっかけです。

 

特に「マインドフルネス」は、精神疾患の最大のリスクである「うつ病」を低減するのに最も有効だと言われています。

発病してからではもう遅い。未然に防ぐ(予防する)ことから始めることが肝心です。

 

※注意事項:精神疾患症状がひどい時には、マインドフルネスが逆効果になるリスクもあるため、医師のアドバイスの元進めるように、とのことです。

神経科学の専門家からの見解です)

 

◇マインドフルネスは「瞑想」だけではない

〜日々の生活を「マインドフル」に過ごしましょう〜

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「マインドフルネス」というと、どうしても「瞑想」だけを想像しがちですが、実際の「マインドフルネス」は決して「瞑想」だけではありません。

有名なのが、一粒のレーズンを3分間かけて、ゆっくりと食べる「マインドフル・イーティング(Mindful Eating)」。

 

もっとも、「マインドフルネス」では「瞑想」が主軸となりますが、 

上の絵のように「マインドフルネス」は日々の生活の中で実践することもできます。

 

muon.world

 

◇最後に:「こころの安定」こそ「幸せ」になるきっかけ

「マインドフルネス」とは何?ということをあたらめて説明しましたが、「マインドフルネス」は「こころの健康法」としての単なる手段でしかありません

 

私も健康管理の一つとして実践していますが、「マインドフルネス」がブームのようになっている状況は決していいことだとは思いません。(なぜなら、それだけ健康でない社会であるのですから)

 

一番大切なのは、「健康」で「心豊か」に生活することです

マインドフルネスの『Mindful」とは、「心豊か」に満たされながら生きること

これこそが「幸せ」の始まりです。

 

今回は「マインドフルネス」とは?について、あたらめて説明しましたが、この考え方を忘れずに、「マインドフル」な日々を送るためのものとして、「マインドフルネス」を実践していただけたら幸いです。

「健康」で「心豊か」に過ごしましょうね!

 

You Only Live Once.

 

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