不安・パニック・うつなどのこころの病に苦しんでいて、毎日悩みを抱える日々を送っている方へ、今回は、病いを克服するために必要なこと、消耗されない生き方へ変える考え方を書きたいと思います。
この記事を読んで、少しでも気持ちが元気になって、前向きに進んでゆけるといいな、と思いますので、是非ご参考ください。
- 最初に→この記事は病気の治療法(医療関連記事)ではありません
- 不安・パニック・うつは大変ですが必ず克服できる
- 不安・パニック・うつを克服するために大切なこと
- こころの病いは「三歩進んで二歩下がる」もの
- 環境が変わると思いぐせが止まるかもしれません
- 思いこまないで。一度きりの人生、楽しいことを考えよう
最初に→この記事は病気の治療法(医療関連記事)ではありません
最初にお伝えしておきたいことは、この記事は医療に関わる記事ではない、いうことです。今回の記事で伝える内容は、治療法ではなく「考え方、心の持ち方」にフォーカスしていますので、予めご了承ください。
この記事を書いている私について
この記事を書いている私は、2013年から7年にわたって心の病に苦しんできた当事者です。心の病に苦しみは、実際に経験した人にしかわからないものです。
経験者にしかわからない視点から記事を書いています。
なお、診断された病名は、不安障害→パニック障害→うつ病→身体表現性障害→双極性障害→不安障害、昨年末ようやく寛解しましたが、抗不安薬の薬物依存(ベンゾジアゼピン症候群)のため現在も減薬治療中です。
不安・パニック・うつは大変ですが必ず克服できる
まずお伝えしたいことがあります。
不安・パニック障害、うつといった心の病は、人によっては長く続いたりするかもしれません。でも、希望を捨てずに病気と向き合い、「自分は必ず元気になれる!」と信じ続ければ、必ず克服することができる、ということです。
まだそう言われても、そんな気持ちになれないかもしれません。
でも、この記事を読んでいただけたら、きっと気持ちが変わるはずです。
ぜひ「自分は必ず元気になれる!」と思ってみてください。
不安・パニック・うつを克服するために大切なこと
私自身も、この7年間、数え切れないほど心が折れそうになった経験をしてきました。
それでも絶対に諦めずに病院に通い続けて、病気が治るために「自分ができること」をひたすら努力し続けてきました。そしてわかったことがあります。
それは、心の持ち方です。
心の病を克服するのに、最も大切なことはやはり「心の持ち方」なんだな、と今振り返るとそう思います。
〜心の病を克服するための大切な心の持ち方〜
・「必ず病いを克服できる」と自分を信じて希望を持ち続ける・自分に前向きに向き合いながら、必ず良い方向に進むことを想い続ける
・良くなるために「自分ができること」をやってみよう
(頑張らなくていいですから、自分のペースでひとつひとつ)
特に、心の病になっていると、どうしても考え方がネガティブ(悲観的)な方向に考えてしまったり、急に不安を感じてしまったり(予期不安)、不安定な状態になる方がほとんどです。
一度重症化してしまうと「思いぐせ」が無くなるのには、相当な時間がかかってしまいます。
だからこそ、信念(信じる「念」)を持って、
・時には楽観的に考えるようにして
・明るい希望を持って
・前向きに楽しいことを考えて
そして
・病を克服し楽しい毎日を送っている自分をイメージして
そうすると明るい未来が見えてくると思います。
人は、心の持ち方一つで人生をどんな方向にでももってゆける不思議な生き物です。
「幸せになりたい」と思い続ければ、きっと幸せになれるものです。
すぐに、とはいかないかもしれません。
それでも、心の持ち方次第で必ず良い方向に向かってゆけます。
こころの病いは「三歩進んで二歩下がる」もの
こころの病になり始めの時に早めに病院にいけば、早く快方に向かうことができます。
ただ、急に治るものではありません。
人のこころは一度「考えぐせ」がつくとなかなか直らないもので、三歩くらい前進して良くなったかな、と思ったら、何かのきっかけで、また急に元に戻ってしまったりします。
昔の歌にありましたが、まさに「三歩進んで二歩下がる」です。
ですので、たとえ二歩下がったとしても、焦らずに落ち込まないことです。
仕方がないと思って、ゆっくりでいいからまた三歩前に進んで行こう、と思いましょう。ゆっくりで自分のペースでいいと思います。
もし今、つらいな、と思ったら、
自分が楽しいと思うことをしたり、楽しいことを考えましょう。
外で気持ちの良い空気を吸ってみましょう。
家族や友人と楽しいひとときを過ごしてみましょう。
神社にでもいって、良くなることをお願いでもしてみましょう。
人生は長いマラソンですから、 少しペースダウンしてゆったりしてみましょう。
環境が変わると思いぐせが止まるかもしれません
不安・パニック・うつといった心の病で、快方に向かうきっかけとして「環境を変える(環境が変わる)」ことがあります。
なかなか心の病が治らないパターンとして、以下の図のような負の循環になっているパターンがあります。
一度良くない「思いぐせ」パターンに陥ってしまうと、ある瞬間、ある嫌な出来事をきっかけに、悪い長期記憶(トラウマ)から、すぐに不安やネガティブ感情を思い出して、カラダの悪い反応を引き起こしてしまうような状態になってしまいます。
「環境が変わる」となぜいいか?というと、上の図にあるような負の循環ループから外れて、負の循環ループが一度断ち切れるからです。
実際に、私自身、新しい環境に変えたことで、悪いループから逃れて「思いぐせ」が止まり、嫌な思い出から離れることができました。
これは全ての方ができることではありませんが、もし環境が変わることができるなら、そうすると良くなる可能性がある、と思います。
考え方としては、「認知行動療法」と一緒ですね。
認知行動療法活用サイト「こころのスキルアップ・トレーニング(ここトレ)」
思いこまないで。一度きりの人生、楽しいことを考えよう
もう一度大切なことを繰り返しますが、心の持ち方次第で、こころの病は必ず良くなります。
体調が悪い時には、時には思い込んでしまったり、悪いことばかり考えてしまったりするかもしれません。
それでも、一度思い返してみてください。「人は皆、幸せになるために生まれてきた」のですから、あなたの一度きりの人生、楽しいことや良い事を考えてゆけば、きっといつか良くなることができると思います。
これを読んで、前を向いて生きていこう!と少しでも思っていただけたら幸いです。
You Only Live Once...(人生は一度きり)
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