アメリカのダウ平均暴落から始まった、最近の急激なドル円相場の大きな変動。
私たち個人はどういう風に考えたらいいのか?という疑問に向けて、今日は「私たち個人がポジティブに考える発想法」について書きたいと思います。
この記事を読んで経済の動きに関心を持っていただき、私たち個人がどう行動したら良いか?のヒントにしてもらえたら嬉しいです。
昨日の記事をまだ読んでいない方は是非ご覧下さい(オススメ)↓
新型コロナウイルスの影響による経済の大きな変動をどう捉えるか?が大切
今、新型コロナウイルスの影響で世界経済に大きな激震が走っています。
昨日のNYダウ平均の大幅下落の影響でドル円相場は3円以上の円高へ(1ドル102円23銭)。
そして今日は、トランプ大統領が緊急経済対策を打ち出した反動で、再び円安に戻って1ドル104円02銭へ(2円近くの円安)。
これだけの大変動は2008年のリーマンショック以来とも言われており、世界的な景気悪化が急速に懸念されている状況です。
それに加えて、新型コロナウイルスの影響で東京オリンピック開催の目処もまだ立っていないような状況、オリンピック景気がなくなるリスク、インバウンド需要の減少のリスクも含め、「私たちは一体どうなるんだろう?」とますます不安になるばかりです。
でも、こういう時に私たち個人が考えるべき大切なこと。
それは「この経済の大きな変動をどう捉えるか?」です。
これだけ株価・為替が動くという状況というのは、ポジティブに発想を変えれば「新型コロナウイルス景気の波が来ている」ということも考えられるのではないでしょうか?
昔と比べて、今は私たち個人が投資活動するのが非常に簡単になりました。
今や、誰でも株や為替の売買に安価に参加できますし、かつリアルタイムに売買取引できる世の中です。
この経済の歪みの隙間をきちんと捉えて売買取引できたら、個人にとっては確実にお金を稼ぐことができるのです。
もちろん、日本経済の景気悪化で我々の生活への不安はあります。
でも、今回の円高の動きをみて、
「インバウンド需要が激減してどうしよう」
「今年のボーナスが減ってしまうかもしれない」
とか、何も行動しないで心配するくらいなら、個人がしっかりと変化に対応して、行動一つで自分の身を自分で守ることがまず大切です。
むしろ「新型コロナウイルスで稼ぎました!」と言えるくらいの機転を利かす発想力があったら一番ではないでしょうか?
今回の急激な株価下落と円高、08年リーマンショックの時とは似て非なる状況?
こういう時には、まずは経済を大きな視点で捉える必要があります。
本日の日経新聞でこんな記事がありました。
今現在のところ、日銀(日本銀行)では、こんな雰囲気が漂っているそうです。
2008年のリーマン・ショックと重ねがちだが全く異なる
今回は需要そのものがなくなったわけではない。(新型コロナウイルスが)終息すればV字回復するシナリオは変えていない(日銀幹部)
(日経新聞記事の引用)
確かに新型コロナウイルスの影響で、中国への輸出や外国人観光客の減少など、一時的な経済への打撃は大きいですが、日銀内部では「新型コロナウイルスさえ終息すれば、再び需要は戻るだろう」との予測がまだまだ残っています。
08年のリーマンショックの時は、1ドル=109円台だった円相場が1カ月後に90円台まで急速な円高が進みました。
でも今回の新型コロナショックでは、今現在のところは、今日のアメリカの緊急経済対策打ち出しの影響で、円高進行は一時ストップしている状況です。
もちろん08年アメリカの株価暴落の歴史的な下げ幅だったり、混乱の状況はリーマンショック時と似ていますが、あの時と全く同じような世界同時不況になる、とまでの悲観的な考えはまだ広がっていない状況なのです。
(「ただ、まだ悪化するリスク要因はあるので予想がし難い」、というのが今のところの日経新聞の論調です)
私個人の意見としては、大局的に捉えると、
1)新型コロナウイルスの威力はそこまで大きくないという事実
=事実日本での死者はそこまで多くない。患者数も阻止できている
=アメリカも同様の措置をとれば、収束する可能性も十分高い
(アメリカにとっては今年2万人以上の死者を出したインフルエンザの方が威力があったはず。)
2)それ以上に、過敏なくらいに世界経済が反応しすぎている感がある
この二つ状況を鑑みると、日銀内部で考えられているシナリオの方が想定できそうな気がしてなりません。そう考えると、株価はどうなるかわかりませんが、少なくとも為替相場にしたら、ある程度の時間が経ったら、再び円安に戻ってくるのでは?というのが私自身の考え方です。
私たち個人はどう行動したら良いか?
今回の経済変動で、株価と為替とが大きな変動をしている状況で、どちらにも「新型コロナウイルス景気」を狙えるチャンスがあると思いますが、結論からいうと、為替の方が読みやすいと思います。
なぜなら、前回の記事でも書いた通り、
ここ10年間で一番よくある円高の動きのパターンはこれです。
アメリカ経済の景気悪化の懸念(=NYダウ平均が下がる)
↓
投資家(投資会社)がドル売り、円買いに走る
↓
円高になる
ですので、アメリカ経済の悪化懸念さえ無くなれば、
アメリカ経済の景気悪化の懸念がなくなる(=NYダウ平均が上がる)
↓
投資家(投資会社)が円売りに走る
↓
円安になる
というシンプルなシナリオが想定できるからです。
一方で株価はというと、
・中国経済悪化の影響
・オリンピック開催中止リスク
などなど、色々なリスク要因が絡んでくるので、上記のようなシンプルなシナリオが想定しづらい、と考えています。
そういうこともあって、私自身は「為替」の方に投資しようと決断しました。
(私はこちらのDMMFXで口座開設します↓)
もちろん、私自身のこの読みが当たるかどうか? はわかりませんし、この読みを保証することはできません。
でも少なくとも、こういう仮説を立てて行動したら、個人にとっては思わぬ景気が訪れるかもしれませんし、仮に外れたとしても、為替の差損で考えたら株ほどの大きな損失リスクにはならないと思います。(投資金額を抑えておけばいいだけです)
それ以上にこういう時にこそ、私たち個人が、「経済のことや為替のこと」に関心を持って自分で経験をしておくことこそ重要で、そういう積み重ねをすれば、私たち個人の稼ぐ力が養われてくる、と思います。
(もっとも、私の場合20,000円キャッシュバックがあるのでリスクは減りますしね)
とりあえず、ここからしばらくは経済の動きが気になるところです。
引き続きウォッチしながら、FX投資でさらに私自身もポジティブに学んでゆきたいな、と思います。
You Only Live Once...(人生は一度きり)