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NYダウ平均相場とドル円相場は連動する?(円安に戻るか?円高になるか?)

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今、新型コロナウイルスの世界蔓延の影響で、NYダウを始めとして世界中の株式相場が揺れています。そしてそれに合わせて円相場が大きく揺れています。

 

これだけ為替相場が変動したのは、2012年〜2013年以来。

2012年当時1ドル78円台の円高から僅か半年で100円近くの円安へ、その後アベノミクスの金融緩和の影響で1ドル120円まで行き、その後のここ数年は110円前後で長く安定性しています。

それが、今回の新型コロナウイルスの影響がアメリカを直撃した直後からNYダウ平均が大幅下落して、久しぶりに1ドル101円台へ、急速な円高となりました。

(現在は107.94円へ戻してきています)

 

日本の内需を牽引するインバウンド需要と大きく連動する円相場。

小売業や観光業のみならず、我々の生活にも大きな影響があるのが今の円相場です。

これから日本円は一体どうなってゆくのでしょうか?

 

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今、為替投資するいいタイミングなのかなぁ?

 

NYダウ平均相場とドル円相場の相関性

最近のドル円相場の動きには、NYダウ平均相場と相関性があるように見えます。

下が、ここ1ヶ月のダウ平均相場とドル円相場のチャートです。

 

<NYダウ平均株価>

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 <ドル円相場>

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動きがかなり似ていますね。

これは、投資家(投資会社)の動きがポイントです。

 

投資家(投資会社)は、基本的に為替リスクバランスを取るため、「ユーロ」「米ドル」「日本円」の3種類の通貨をバランス良く持っています。ところが米ドルの価値が下がるリスクが出ると、安定性のある「日本円」を買う傾向にあるのです。

そのため、

アメリカ経済の景気悪化の懸念(=NYダウ平均が下がる)

投資家(投資会社)がドル売り、円買いに走る

 円高になる

 

週末にトランプ大統領が緊急経済対策を打ち出した影響で、NYダウ平均が持ち直し、今日現在急上昇している段階ですが、これと連動して日本円も再び円安に戻ってきています。

このまま緩やかにでもNYダウが回復基調になってくれたら、日本の円安もいずれ元どおりになり、日本の景気悪化もひょっとしたら一時的なもので済むかもしれません。

 

リーマンショック級の日本株式市場の大暴落と、新型コロナウイルスの影響で小売・外食業・学習塾、ホテル・運輸関係などの一時的な需要激減で懸念はありますが、円安になってくれてインバウンド需要が増えることが一番の景気対策ではないかと思います。

 

新型コロナウイルスの終焉がまだまだ見えない

ただ、まだまだ心配できる状況ではありません。世界的に新型コロナウイルスが大流行して、先週WHOがパンデミックの非常事態宣言をしたばかり、アメリカではまだ新型コロナウイルスは増え始めたばかりです。

アメリカへの影響もこれからどうなるか?まだまだわかりません。

アメリカでは海外への渡航禁止や移動の規制が起きて長く続くと、日本や中国同様のように景気悪化の懸念もまだ残りますし、まだまだ患者数がどうなるのか?見えない状況です。

 

円安はまだもう少し先か?

 今日現在では104円台→107円台の円安へ反発してきていますが、景気の波が収まって再び110円台の円安に安定してくるのはもうしばらく先になる感じでしょうか。

 

今の日本経済状況・経済力で考えると、アメリカ経済の悪化以外に日本円が強くなる(=円高になる)要因はあまり考えづらいので、10年スパンの長い目で見たら110円台以上にもっと円安に振れてくるのではないかと思います。

残念ながら、今や日本経済は決して強い国とは言えませんからね。

 

来週からいよいよFX投資を開始、少額ながら投資しながら経済を学びたいと思います。

株式投資よりもずっと安全ですからね)

 

 

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