YOLOCOBI BLOG (一度きりの人生にヨロコビを)

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自分の「弱み」は自信になる -幸せにかわるヒント

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今回のテーマは『自分の「弱み」は自信になる』、という話です。

 

人間って、苦労や困難に直面すると悩み苦しむもの。でも、それは長い人生で考えてみたら、その人の人生にとっての運命的な試練であり、その人の力を試されているのではないか?と思います。

 

◇「できること」「できないこと」をわかる大切さ

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私のある友人で、身体に障害を抱えながらも、今、とても力強く生きている人がいます。(世間では、「スーパーイノベーター」と呼ばれている凄い方です)

 

その方は、身体に障害を抱えた時のが高校生の時。

死をさまようほどの状況から立ち直ったものの、身体に障害が残ってしまい、人生はどん底に。。

人生を諦めかけたそんな時、当時高校の恩師の古文の教師から言われたのが「諦めるのが大事」という言葉。でも、「諦める」という言葉の本当の意味は、決して否定的な「諦める」という意味ではなく、前向きな意味で「諦めなさい」ということでした。

その古文の教師が言う「諦める」とは、古文の「あきらむ」が語源の、明るい光のもとでものごとを「明らかにする」という意味

言い換えると、「できること」と「できないこと」を明らかにし、そして自分が「できること」だけを一生懸命やればいい。前向きに「あきらめて」生きればいい、という意味でした。

その彼は、その恩師からの言葉を聞いて、絶望感から一筋の光を見つけ、「自分が「できること」に専念して頑張ろう!」という、心の中の「変革」が生まれたのでした。

 

◇困難から「変革」がうまれる

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世の中で最近よく聞く「イノベーション」という言葉。「イノベーション(変革)」はいつも、誰かの「困った」という声から生まれるものです。

その彼曰く、障害者は普段の生活で何かと「困る」ことが多いが、この「困った」が身近にあることは、障害者にとっての最大のメリットであるといいます。人を頼らざるを得ないから「助けて」と言いやすい。これこそが障害者が持つ決定的に有利な点であり、「困った」ことがあるから「変革」を生む力が生まれると。

人生、「できないことがある」という状態は、言うと「できること」が明確になるから、「できないこと」は諦め、逆に自分に「できること」が「自信」となる。そして、自分を信じて「人を頼る」と、相手との間に信頼関係が生まれてくる。

つまり、「できないこと」という「弱み」があることによって、「できる」ことへの自信が生まれ、「弱み」があることで人を頼ることができる、という逆転の発想。その困難や障害が大きければ大きいほど、そういう意識変革をすることによって、その人自身が創りだす「イノベーション(変革)」の源泉になり得る、ということでした。

 

◇自分らしく生きることが「自信」に

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成功したい、幸せになりたい、お金持ちになりたい、というように、人はついつい「ないものねだり」をしてしまう思考回路になってしまうこの世の中です。

特にビジネスの世界では、メリット・デメリットで生きる人が多い。だから仕事がうまくいかないと「不安」になったり、ネガティブな気持ちになって「不幸せ」な気持ちになってしまう。そして、うまくいっている人を見ると「妬み」「僻み」の思考が生まれてしまう。果たして、そんなことってあなたにとって、本当に「幸せ」でしょうか?

そういうことがあっても、仕方ないんです。所詮、他人は他人。他人と比べるようなものではないし、メリットやデメリットで人を判断したりするようなものでもない。

みんなそれぞれに生まれてきた意味があって、自分の「弱み」を含めた自分をまずは価値があるんだ、と自分に対して「自信」を持つことが大切です。

自分の「強み」や他人に対する「メリット」ばかり意識して人に接しようとするのではなく、「弱み」をもった「自分らしさ」で人と接することが実は一番大切です。「弱み」に対して「恥ずかしい」と思うことなんて、何一つない。意外と皆さんが気付いていないことはこの点です。

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実は「人との繋がり」を創る信頼関係を築くことにおいては、人の「弱み」が最大の武器となるんです。

自分の「弱み」をさらけ出すことで、他人の心の壁を開くことができるものなんです。さらに同じような経験をした人なら、尚更自分のことを「好き」になってくれる。

前述の障害をもった私の友人も、「障害」という自分の「弱み」を自ら認めて、自分らしく明るく生きているから、周りの人に共感してもらえるし、人と繋がることができる。そして、人の繋がりで結ばれた強い「絆」は、さらに自分の更なる「自信」へと進化してゆく。

別に、万人に受け入れられなくてもいいんです。わかってくれる人は必ずいます。単純に、そういう人を見つければいいだけです。自信を持って明るく人に接していれば、実は意外と簡単にみつかるものなんです。

だから、大切なことは「自分らしく生きる」ことに自信を持ってほしいということです。

 

◇自分の「弱み」をさらけ出す勇気を

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困難や劣等感、障害など、自分の「マイナス」「弱み」は誰しもが認めたくないものです。「自分の弱みに自信を持つ」なんて発想を持つことは、並大抵ではありません。そして、自分の「弱み」を他人にさらけ出すことは、さらに並大抵のことではありません。

でも、一度きりの人生で自分を否定して生きるなんて一番もったいない。だって、あなたは生まれてきた意味や価値があって、この世に存在しているんだから。

だから、弱みのある自分自身を、思い切って「自信を持って」認めて生きていくって、実は素晴らしいことではないでしょうか?

最近では有名人でも、自らの障害や苦労、明かしたくないことを告白する人が増えてきました。

コンプレックスかもしれないが、思い切ってさらけ出して、前向きに元気で生きていこうとしている人の姿を見ると、何だか共感したり、勇気をもらったりしませんか?

私が思うに、「弱み」を明るく語れる勇気を持っている人こそ、一番強い人間だと思っています。

これこそが「生き様」というものです。「生き様」は決してカッコいいものではなく、逆境や苦労にも挫けずに、一生懸命に明るく前を向く生き方のことです。

「生き様」を創れるひとこそ「幸せ」な人間、最大の困難から生まれた、その人にしかない、唯一の「イノベーション(変革)」なのではないでしょうか?

 

◇最後は、「人生なんとかなる」

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前述した、身体に障害を持つ私の友人は「障害」に対してこのように話しています。

 

○障害という「弱み」は、他の人にはない「レアカード」であり、これを「レアカード」としてポジティブに捉えることが何よりも大切。

○弱みを「自分の武器」にして、「強み」に変えて生きてゆくことができれば、障がい者は、実は「圧倒的に幸せな人生」が送ることができる。

◯自分にもっと「自信」を持ってほしい

 

こんなことを書いている筆者の私も、はっきり言って困難と障害にぶちあたって、毎日悩みだらけです。でも、最近の私は「人生なんとかなる」って自分に言い聞かせています。「幸せ」なんて、全て自分の心の持ちようで決まります。自分に言い聞かせて明るくしているだけで、意外と皆んな人が明るく接してきてくれるものです。

だから「弱み」や「困難」があっても暗くならないで。必ず人生なんとかなりますよ。全ては自分次第。無理して頑張らなくていいので「自分らしく」「上を向いて」「明るく」生きていきましょうね。。一度きりの人生ですから。

 

You Only Live Once...

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