初めての一人暮らし。
春からの新生活に向けて準備を始めなければなりませんが、何かとやることが多くて、わからないことが多いことでしょう。
今回は、そんな初めての一人暮らしを始める方へ、家財道具の準備、引っ越し、費用節約まで、引っ越し準備するときに気をつけるべきことをまとめました。
↓引っ越し後にすべきことはこちら
住まい
住居探しが一番大切
一人暮らしを始める上で一番大切なのが、やはり住居探しです。
生活費の多くを占めること、ライフスタイル、通勤・通学時間に一番影響するので、慎重に決める必要があります。
まず住みたいエリアを決める必要がありますが、以下の3つの観点で選びましょう
・家賃(費用)
・住みたいエリア(沿線)
・通勤・通学時間
注意すべきは、通勤・通学時間を1時間以上になった場合、毎日の生活がかなり不便になってしまう可能性があります。
特に東京沿線の場合、電車に座れないで1時間以上の通勤はかなりの精神的負担がかかりますから、ここは注意が必要だと思います。
また、住みたいエリアが都心中央部の場合、当然家賃が高くなります。そのため、現実的な予算とのギャップで住居面で妥協すべき点が非常に多く出てきたりします。
(古い物件、狭い物件、ベランダがない、収納スペースがないなど)。
今は、スマホで過ごしたり「自宅で生活する時間」が長くなる傾向にありますので、最低限の快適性を確保できる住まいを選ぶことをお勧めします。
あと、新社会人の方へ。
会社から住宅手当が出ることが大半です。
住宅手当の金額次第で、快適な住居探しを左右してきますので、事前に人事部から住宅手当がいくら出るか?を必ず確認した上で住宅探しをしましょう。
家賃予算をどうすべきか?
生活費の大半を占めてくるのが家賃です。
当然ですが、手取り収入に合わせて、予めしっかりと予算立てすることが非常に大切です。
一般的には、住宅費用は「収入の3分の1以下」に抑えるといいと言われています。
例えば、月収20万(手取り)だった場合だとこうなります。
例:月収20万(手取り)の場合
・家賃 6〜7万
・食費・日用品 4万
・交際費/交通費 2万
・趣味/娯楽費 4〜5万
・保険/貯蓄他 2万
適切な家賃の設定次第で、金銭面で生活にゆとりが出てきます。大切な住居とはいえ、無理をして家賃に費用をかけ過ぎないよう、きちんと費用を想定した上で家選びをしましょう。
住居探し(不動産屋)
具体的な住居エリアが決まったら、次は住居探しです。
物件紹介に当たって忘れてはならないのが「自分が絶対に譲れない条件」を明確にすることです。
例えば、以下のようなことが挙げられます
・日当たりが良い(洗濯物が干せる)
・2階以上 (防犯理由)
・スーパー、コンビニに近い
・収納が大きい
・駅から15分以内
予め箇条書きにして準備してから、不動産屋さんに伝えることで、より自分の希望に近い物件が見つかるようになります。
また、「自分でわからない質問事項」を準備しておくことも大切です。
不動産屋さんにどんどん質問してゆくことで、今まで気づいていない注意すべきことを教えてくれたりするものですので、積極的に聞いていくことをお勧めします。
あと、カーテンと天井ライトは自己手配になると思いますが、特にカーテンはサイズ確認しておくと、引っ越し準備の際にスムーズになると思いますのでご参考まで。。
水道/ガス/電気/インターネット(WIFI) は不動産屋から教えてもらう
自宅が決まったら、生活に必要な水道/ガス/電気/インターネット(WIFI)の会社とそれぞれ契約する必要があります。
最近では、不動産屋さんがどこと契約したら安いか?会社を教えてくれることが多いので、契約するときに教えてもらうことをお勧めします。
ガス/電気
今はガスと電気を同時契約すると安くなるケースが多く、契約の際も非常に便利です。WEB契約できる会社も多いですので、入居前から早めに契約して引っ越し当日からすぐに生活できるよう、早めに対応しておきましょう。
水道
個別で契約になりますが、こちらもWEB契約できるケースが多いので、こちらも入居前に早めの契約をしておきましょう。
注意すべきは、水道代は銀行引き落としの契約がすぐにできない場合があります。入居後すぐに銀行引き落としの申請書が自宅に届きますので、早めに申請すること。
しばらくはコンビニ支払いになりますが、払い忘れをすると突然水道を止められてしまう、というケースがよくありますから必ずコンビニ支払いするように注意しましょう。
インターネットプロバイダー(WIFI)
インターネット契約は、月々の契約が4000円以上と結構経費がかかります。
PCやタブレットを持っている場合は、当然ながら契約が必要になりますが、もしスマホのみ使用でギガ使い放題でしたら、あえて契約する必要はないと思います。
NTTDocomoやSoftbank、auなどの大手キャリアの場合、インターネットプロバイダーと同時契約すると割引になることもありますので、一番お得なプランを選ぶとよいでしょう。
↓節約できるWiFi選びについてはこちらより
引っ越し準備
初めての引っ越しとなると、これが一番時間と手間のかかる作業です。
やることは、大きく分けて以下の4つがあります。
・引っ越し家財道具の準備(リストアップ・準備)
・不足している家財道具の購入(大型家電や家具、キッチン、寝具、洗濯・風呂用品)
・引っ越し会社の手配
・役所への手続き(住民票の異動)
一人暮らしの引っ越しの概算費用ですが、人によって変わると思いますが、引っ越し費用、家財道具の手配を含めて、だいたい約30万円くらいかかると思います。
ただ費用は、人から貰えるものはもらったり、リサイクルショップで購入して安く手配したり、やり方次第でいくらでも節約できると思います。
ですから、うまく工夫をしながら引っ越し準備を楽しんでいってください。
引っ越し家財道具、必要なもの
引っ越し家財道具は、大きいものから小さいものまで、全て合わせたら随分な費用がかかるものです。
前述した通り、実家や友人、親戚など、他の人から貰えるものは頂いたり、家電など中古品で良いものはリサイクルショップで買うなど、いくらでも節約できます。
うまく工夫しながら、節約を楽しみながら、引っ越し準備をするといいと思います。
安く譲ってもらえる方法はジモティーもある
家電や大型家具は、中古品でも重宝するので近所のリサイクルショップで購入すると節約できますが、この他に個人売買でさらに安く購入するのにオススメがジモティー。
近所で譲ってもらえる人を見つければ、直接もらえて掘り出し物を発見できるかもしれません。
◇ジモティー https://jmty.jp/all/sale
引っ越し家財道具リストを作りましょう
引っ越しの準備で必ず抜け漏れが発生するものです。
準備リストを作って極力抜け漏れが無いように準備を進めてゆきましょう。
万が一忘れてしまっても、引っ越し先のダイソーやセリアなどの店、ドラッグストアやニトリ、無印良品、ホームセンター等で購入することもできますし、アマゾンや楽天で購入もできます。
ですので、絶対に抑えるべきところを確実に準備できればいいと思います。
部屋別で必要となる家財道具リスト
一人暮らしに必要となる家財道具の一覧をざっと書いておきます。(食料品除く)
(個人によって異なると思いますので、それぞれで書き出すといいと思います)
自分で購入する際、節約のポイントは100均ストア。ここでどれだけ買えるか?が節約のポイントです。買えそうなものは、太字でハイライトしておきますので是非探して購入してみてください。
また、家電品などはアマゾンやヨドバシ等で引っ越し先に配送しておくと搬入が非常に楽になりますので、出来るだけフル活用するのをオススメします。
<家電>
・テレビ、アイロン、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、トースター、炊飯器、掃除機、ドライヤー、WIFIルーター、天井ライト、時計、電子ケトル、USBコンセント
<家具・寝具・大型家具>
・テレビ台、ソファ、洋服ケース、アイロン台、食卓テーブル、本棚・小物入れ、自転車、洗濯干し(室内干しできる折りたたみ式がオススメ)、ピンチハンガー、洗濯バサミ、ハンガー、衣類ハンガー(簡易タンス)、カーテン、遮光カーテン、脚立
・敷布団、掛け布団、毛布、タオルケット、敷きマット、ベッド、布団カバー、枕
(ニトリの一式セットが安くて便利ですが、敷布団と掛け布団、枕ともペラペラですので、安心して睡眠できるようなものかどうか?現物を確認した方がいいと思います)
<玄関/トイレ>
・玄関マット、傘
・トイレブラシ、トイレカバー、トイレマット、ゴミ箱
<風呂・洗面所>
・座椅子、桶、風呂掃除ブラシ、コップ、髭剃り、ヘアブラシ
<リビング>
・クッション、ラグマット、小物ケース
<日用品(ドラッグストア系)>
・トイレットペーパー、ティッシュ、キッチンペーパー、トイレマジックリン
・クイックルワイパー(簡易掃除)、衣類洗剤・柔軟剤、中性洗剤、ボディシャンプー、シャンプー、リンス、歯ブラシ、歯磨き粉、整髪料、バスマジックリン、食器洗剤、サランラップ、トイレふきん
<日用品(100均ストア系)>
・スポンジ、スポンジ置き、食器ふきん、食器干し、タオルかけ
・レンジ対応プラスチックケース(ごはん用、パスタレンジ用、野菜レンジ用)
・はし、スプーン(大小)、フォーク(大小)、コップ、コーヒーカップ、ごはん茶碗、汁用お椀、米秤り、計量カップ、ジップロック、お玉、へら、料理はし、キッチンハサミ
・衣類ネット(洗濯用)、セロテープ、ガムテープ、雑巾
・ゴミ箱、延長コンセント
<日用品(その他)>
・バスタオル、タオル
・ゴミ袋(引っ越し先の指定の物を購入する方がいい)
<食器>
・フライパン(薄型、鍋用(大・小))、ボウル、包丁、まな板
食料品は今回あえて書いていませんでしたが、たまにしか使用しないちょっとした調味料(砂糖や片栗粉みたいなもの)は、実家から小分けでもらうと無駄がないのでできる限りもらったほうがいいと思います。
なお、準備品で意外と忘れてしまう盲点が、カーテンと天井ライト、脚立です。
これが無いと、初日から取り付けることができず、暗い初日の夜を過ごしかねなくなりますので、ご注意ください。
あと引っ越し後、当日から必要になるもの、トイレットペーパーやお風呂道具(洗剤など)はすぐに使えるよう準備しておくと便利です。
引っ越し準備→大型家財道具手配で使えるネット通販
新規で購入する大型家財道具は、ネット通販で購入して新居へ配送すれば、引っ越し費用が大幅節約できますのでオススメです。
実際に私が使用した使える通販サイトをご紹介します
◇ニトリ https://www.nitori-net.jp/ec/
→寝具、大型家具、カーテン、家庭用品はやはりニトリが品揃えよし。便利に一気に手配できます。
◇アマゾン https://www.amazon.co.jp/
→家電や天井ライトはアマゾンが非常に楽です。アイリスオーヤマテレビは37インチで2万位で購入できました。
◇ヨドバシカメラ https://www.yodobashi.com/
→洗濯機や冷蔵庫など、設置が必要な家電は家電量販店のネット通販を利用すると安心です。
引っ越し会社
安く上げるためには、複数業者との相見積もりをするといいと言われています。
ただ、繁忙期だとどこの業者でも割高になりがちになりがちですから、引っ越し予定日が決まったら早めに業者を確保することが重要です。
最近では、今業界の引っ越し料金を最安値にするアップル引越センターが話題を呼んでいます。 東京圏で手続き便利・コスパよし・対応良しの3つで1位を獲得している会社。特に繁忙期(3月)の値段は追加料金が各社高すぎる中で、インターネット予約システムを活用した効率的な運営で、他社ではできない最安値を実現しているのがここの会社のすごいところです。
ぜひ見積もりの1社に加えるといいと思います。
また配送業者の赤帽が引っ越しサービスを始めており、こちらもコスパがいいようです。
役所への転出届けの手続きを
引っ越し作業が終わったら、引っ越しの前日には地元の市役所(区役所)へ転出届け(住民票の異動)を必ず行ってください。
準備すべき物ですが、一般的には;
・本人証明書類(運転免許証、パスポート、健康保険証など)
・印鑑
・マイナンバーカード
になりますが、地元市役所のホームページで必ずご確認下さい。
また、新社会人の場合、場合によっては本籍を異動する場合もあると思いますので、お忘れなく。(地方から上京して就職する場合、本籍を異動しておくと、後に結婚する時に本籍を異動する手間が省けます)
今回は引っ越し前に準備すべきことをまとめました。
引っ越し後にすべきことはこちらのページにまとめていますので、あわせてご覧ください。
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