今、世界でも一番暑そうな国、インド。
でもそんなインドにも、涼しくて快適な場所があるんです。それがインドの南部、インドのシリコンバレーとも言わる都市、バンガロール。
標高1000m近くの場所にあるから7月でも23度くらい、心地よい気候です。
「シリコンバレー」なんて言うので、長い間、ずっとこんな綺麗な建物がたくさんあって欧米的な町なのかなぁ、とイメージしてきましたが
(↓こんなイメージ)
でも、実際のバンガロールは、やっぱり都会とローカルな入り混じったインドな感じでした(笑)。
◇オフィスビル街
◇街中の交差点 ('人力車' が由来の「リキシャ」が走ってます)
でも、個人的には思った以上に好印象。
歩きでは安全ではないかもしれませんが、何だか穏やかな雰囲気がして、雑踏な街並みの中にものんびりとした、豊かが感じられました。
そして、ちょっと中心地を離れるとこんな風景も。
◇小さな町の通り
◇道の駅でフルーツを販売している様子
◇時々見かける、不思議な絵のトラック。バスも似たような車を時々見かけました。
(これは日本のヤンキートラックなのか?)
またお国柄、田舎に行くと牛が沢山います
(雌牛は宗教上聖なる生き物ですので)
また、テナガザルたちも。
あいにく、ベンガルタイガーには会えませんでしたが、動物に触れ合えながら、のんびりと暮らせる、ゆったりした風景がインドにはあるんですね。
ところで、インドと言えば、やっぱりカレーとアーユルヴェーダを思い出しますよね。
食事と言えば、毎日カレー、カレー、カレー。
どうやらパクチー的な香辛料(コリアンダーじゃないやつ、名前忘れました)が日本人には合わないらしく、同行者はみんな全滅でしたが、何故か私の口にはあってしまいました(笑)。
きっと、私が地元の東京下町インドカレー屋(フルバリという店)をこよなく愛しているからかも。
とくに美味しかったのが、ケバブというカレーサンドのナン。私はハマって食べ過ぎちゃいました。
とにかく香辛料は100種類以上の配合が存在するらしく、奥深い世界。
カレー好きにはハマったらたまらないはず、そんな楽しさがインドにあるのを確認。
ここに来て、やっとインド人の方々が香辛料を欲しがる理由がよく分かりました。
あとは、インドと言えばアーユルヴェーダ、ヨガ。
残念ながら、今回は仕事でしたから両方とも経験出来ず。。。
でも、帰りの空港でステキなアーユルヴェーダのオイルやソープなどを売っている店を発見。
「Luxurious Ayurveda」という店です。
ちょっと高級ですがお土産に是非おススメ!
GQやVogue誌などでも推薦のオイル
様々な化粧品が売っています。
◇まとめ:インドで見つけた「幸せ」とは?
最後に、この国がなぜ「豊かな国」なのか?私が感じたこと。
それは
1.仕事もあるが人生を楽しむことを大切にしている
・別に贅沢は求めていない。
家族との一家団欒や子供の成長、友達との食事を大切にし、週末にはクリケットをしていい汗を掻く。そんな、人と人との繋がりを「幸せ」にしている、そうかんじました。
2.カースト制から由来する、不思議なバランス社会
あくまで私の仮説ですが、
・この制度によって、それぞれの階級にそれぞれの「役割」や「幸せ」が存在しており、悪い欲望や妬みが生まれにくい社会になっている。
・それをヒンドゥー教の神様が見守ってくれていて、「ゆとり」や「人の繋がり」が「幸せ」だとわかっているのかもしれない。(金や名誉ではない)
もちろん資本主義の影響で崩れつつあるのでしょうが、それでも、根底にある思想があるかぎり、「金や名誉」に対する妬み恨みが生まれにくく、へんな競争社会が生まれない。そんなことの必要のない「幸福」の価値観が存在するのかもしれないな、と感じました。
蛇足ですが、インドには、「ヒドゥラ」という第三の性(LGBT)という、カースト制のピラミッドの外に位置する聖なる人々もいて、彼らはスピリチュアルな能力を持つ存在としてリスペクトされる、不思議な社会がそこにはありました。
(尤も、実情はいろいろ問題があるそうですが)
今回は全てのインドをまだまだ知ることはできませんでした。私の「幸せ」の解釈も歴史から学ばないとまだまだ正しいとは思えませんが、少なくとも、インドの良いところはたくさん見つかりました。
次回行った時にはもっと、インドの「幸せ」とは何か?さぐりたいな、と思います。
もし、インドに興味があれば、沢山の世界遺産もありますから、是非、避暑地なバンガロールへ足を運んでみてはいかがでしょうか?
もし休みが取れて興味があれば、一度体感してみてくださいね。
バンガロール空港の風景です
You Only Live Once....
もしよかったら、是非ポチッとお願いします!
読書フォロー頂けると嬉しいです!