YOLOCOBI BLOG (一度きりの人生にヨロコビを)

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幸せを探しに行く世界の旅(タイ)

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毎日の生活に幸せを感じられない、何か新しい「幸せ」を探しているあなたに。

今回の出張先、タイで感じたことをつれづれなるままに書きます。(タイは今ちょうど雨季、涼しくてよかった^ ^)

今週は、タイ出張を利用して、私は「何故、タイは「幸せな国」と言われるのか?」、町や人々との触れ合いを通して「タイの幸せ」の真相について、ちょっと調べてみました。

 

Bloomberg の調査では「世界一幸せな国」のタイ

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「世界で最も幸福な国」と聞くと、皆さん、ブータンを想像すると思いますが、幸福度の調べ方にはいろいろあるらしく、アメリカのBloomberg(金融メディア)による、2015年の調査(対象63か国)では、実はタイは 「悲惨指数」の数値が最も低く「世界で最も幸福な国」だったとのこと。(ちょっと古い統計ですが)

ちなみにこの「悲惨指数」とは、「インフレ率」と「失業率」から出す数値(国の住みやすさを測る指標の一つ)から計算されるもので、数値が低ければ低いほど、経済やその国の情勢が悲惨ではない、つまり住みやすい=「幸福な国」と解釈されるそうです。

タイが一番になった理由は以下だそうです。

 

1)タイはここ数年、失業率が1%未満である

(世界1〜2位を争う低さを維持している)

→タイ人は皆さん副業(複業)している人が多いそうです。多くいる華僑の影響からか、彼らは会社への忠誠心が少なく転職を繰り返し、副業をあくまで「生きる幸せ」のためにやる。今ならSNSで作ったものを売り、街中で手料理で稼ぐ。それでも無理なら聖職に就く。全ての仕事は「家族や友人と幸せな人生を送るため」。仕事先や就職先を探すのではなく、生きるための仕事を「自分で創る」感覚なのでしょうね。だから、日本のように「副業禁止で会社への忠誠心を重んじる世界」はここには存在しないんだな、と感じます。

 

2)インフレも起きていない

→東南アジア諸国(いわゆるアセアン地域)は、世界の工場だった中国の労働賃金の上昇で、現在、東南アジアは「ポスト中国」と言われており、その中でも経済センターのひとつであるタイはその恩恵もあって、非常に追い風で経済が安定している状況です。(うまくアセアンの「ハブ機能」を果たしているわけです)

 

そのため、タイは「最も幸福な国」なのだそうです(何となく納得)。

ただし、これはあくまで経済的な観点で「幸せ」と言われただけであって、人々の「こころの豊かさ」とは一致しない

それでも、タイに行くと「微笑みの国」と言われるだけあって、タイの人々は本当に「幸せ」にみえます。では、タイの幸福感は一体どこから来るのでしょうか?

 

◇歴史・慣習からみた「幸せな国」タイ

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タイは90%の国民が敬虔な仏教徒。タイの仏教が国教になったのは13世紀初めにスコータイ王朝(幸せの夜明け、という意味)になってから今まで、仏教が国教となっています。そしてタイではそれ以降国王(王様)を神のように崇拝しています。(王様の日もあって何だか昔の天皇制みたいです)

 

そして、街中で頻繁に見るのが、日本人のお辞儀のように、皆さん、いつでも両手を合わせて、「コップンカー(ありがとう)」と言って、微笑んでくれる。

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もう一つ、タイの習慣で素晴らしいところ。9割の人が敬虔な仏教徒ということもあって、

・持つ人が持たぬ人へ施しを行う

・間違いを起した人に対して憎しみを持たない(あくまで「微笑みで許す」)

といったような日常的な行為や心構えが仏教の教えにあり、タイの人々の穏やかな笑顔の背景にあり、素晴らしい寛容さを持っている国家です。

 

私はタイが「幸せ」な国である理由が、単に経済的に苦しい人が少ないというのではなく、「微笑み」という「コンパッション(思いやり、慈悲の精神)」が、国民性として持っているからでしょう。

そして、そうした「こころの平和」を創ってくれた王様への感謝の気持ち、そして日々の瞑想で「こころの平和」というひとときを過ごしているからなんだろうな、と感じました。

私は宗教やスピリチュアルな志向はないので、あくまで中立な立場として、友人にいろいろヒアリングし、私なりには、このようにタイが「世界一幸せな国なんだな」と解釈しました。

#微笑みのおっさん

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◇観光地としてのタイの「幸せ」

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ご存知の通り、タイは世界的な観光地としても有名ですね。特にタイマッサージやプーケットパタヤなどのビーチやのみ市場、スポーツであれば、ムエタイやサッカー(セパタクローも)も盛ん。歴史的な世界遺産も数豊富にありますから、数日間では足りないくらいです。

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それに何よりも、タイ料理は美味しいですよね。

これもタイの素晴らしい魅力です。

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世界三大スープのひとつ、トムヤムクンスープをはじめとして、タイ料理は旅行の醍醐味のひとつ。

美味しいタイ料理を食べただけで、ひょっとしたら日々の生活のストレスを忘れてマインドフルな気持ちにさせてくれるかもしれませんね。

 

買い物で有名なのは、

1)Narai    素敵なキルトアートな有雑貨屋

→なんだか、タイのソレイヤードのようなプリント柄がたくさんあるお店です。パッポン近くのSilom通りに店があります。

2)Jin Thompson  シルクなどの衣料雑貨ブランド

→オーストラリア人デザイナーが作ったタイでは有名な国内ブランド。免税店にもあり、衣料雑貨がメインですが、百貨店にいけば食べ物もあっておススメ。

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この二つは、駐在員では鉄板のお土産です。

 

そして、忘れてはならないのが、男性はタイというと夜の歓楽街に目を奪われがちですよね。

「美」を愛する国、タイと言われるだけあって、たしかにアジアで一番といっても美人が多いのはたしかです。ちなみに、タイ航空のCAの方がとても素敵で、(お恥ずかしながら)少し目を奪われてしまいましたが(笑)、そんなタイも一面としてあります。

 

そして、夜のタイも相変わらず盛況していて、パッポン通りやタニヤ(歌舞伎町みたいなところ)には、数多くのカラオケスナックの女性が道端で待ち構えています。(これだけ女性たちがいると正直ちょっとビックリしますよね。。。)

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ただ、「可愛い!」と思った人が実は男性だった、なんて話はザラにあるようですが(笑)。

男性の皆さんも、そんな邪(よこしま)な快楽を求めにタイへ行く気持ちはわかります。

でも、たまにはそんな気持ちは少し置いておいて、純粋な気持ちになって今までとはちょっと違う視点で「タイ」という国や文化や思想を観察してみて、日本とは違った、とても楽しくて、穏やかで平和な空間を味わってみてはいかがでしょうか?

 

◇タイで「幸せ」をハックする旅を

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今回、「世界一幸せな国」の一つで「微笑みの国」であるタイについて私が感じたことを、私なりの視点でいろいろと書いてみました。

いかがでしたか?

皆さんももし興味があれば、ちょっと夏休み休暇を利用して、思い切ってタイに「幸せ」を探す旅に出かけに行ってみるのもいいかもしれませんね。

(わたしは、まだ訪れたことのない、アユタヤにも個人的には行ってみたいですね)

 

自分にとっての「幸せ」を創るための、一つの参考にしてもらい、皆さんが「幸せなひととき」を過ごすことができたら、私も嬉しいです。

 

暑いですから体調には気をつけてくださいね。

 

You Only Live Once.

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お休みするつもりが、いつもの習慣と、いつも私のブログを見てくださっている皆さんのためにも、忘れないうちにブログを書いてしまいました(笑)。

(現在、インド・バンガロールのホテルにて)

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