昨日、「幸せ」を考える上で最も歴史的なイベントが東京、渋谷にて開催されました。
日本でも徐々に有名になってきた、ポジティブ心理学の父、マーティン・セリグマン博士と、日本のウェルビーイング学(幸福学)の第一人者達が数多く集まっていることに感動!
幸福学の第一人者、慶應義塾大学院システムデザインマネジメント学科教授の前野隆司先生はじめ、錚々たるビジネスリーダーが1000名近く集まりました。
改めて、日本もこれだけ沢山の人が真剣に「未来の幸せな社会への変革」を考えているのだなぁ、と実感しました。
今回のイベントですが、私が一番素晴らしかったと思ったのは、やはり何よりも今回のイベントの主催者である矢澤祐史さん。この方が、一歩勇気を出して踏み出さなかったら、こんなイベントは生まれませんでした。ちなみにわたしもこの方を知ったのはわずか2週間位前です。(7/12のブログで紹介した方です)
【人生のどん底から生まれ変わった人間味ある方・・・矢澤祐史さんについて】
矢澤さん本人から聞いた話によると、この方は、親による暴力で不幸な幼少期を過ごし、若い頃は社会から外れてしまった、いわゆる「元不良少年」。人生の道を完全に踏み外してしまい、自分の生きる道を見失ってしまって、死を覚悟しようと思ったこともあったそうです。
でもふとしたキッカケで、今回来日したセリグマン博士の「ポジティブ心理学」の本に出会い改心。自分の人生を180度変えて、人の役に立って「幸せ」を目指そう!と決意。今では自分と同じような少年時代を過ごした不良少年達を立派な若者に更正させる施設の運営者だそうです。
立派な経歴があるわけでもなく、でもとても熱いハートを持って、「人の役に立ちたい、社会を良くしたい」という「利他」の精神を強く持っている人。
そして、今回のイベントは、そんな彼が3年間もかけて、世界の心理学の第一人者へ交渉し続けたからこそ実現した、まさに「奇跡的なイベント」。
彼の情熱無くして、このような機会は実現しませんでした。(彼自身、このイベントは商売で考えていないので、資金的にはだいぶ大変だったみたいです(きっと大丈夫だったことでしょう))
今回のイベントを通して感じたことは、「幸せ」は成功やお金とかじゃなくて「人や社会の役に立つことで人から応援してもらうヨロコビ」なのではないかなぁ?と強く感じました。
《人生のどん底から「幸せ」になる為には・・・》
・自分の「こころ」が変わること(自己変革)
・人や社会の為に生きること(利他精神)
・社会の役に立ち、周りの人から認められること(感謝されるヨロコビ)
昨日は何よりも、私なりの「幸せ」の答えがまた見つかったような気がしました。
何よりも矢澤さんに感謝したいな、と思います。
◇マーティン・セリグマン博士の講演
◇幸福論の第一人者、慶應大学前野隆司教授とセリグマン博士との歴史的対談
あの前野教授が完全にファン状態でした
◇予防医学研究者の石川善樹氏、「幸せ」経営のウィルグループのお二人とセリグマン博士との対談
日本企業の従業員満足度指数を計測してIR発表できないか?という話が笑えました。
◇ユニリーバ島田由香さんはじめ、日本を幸せにする働く女性の方々による対談
働く女性がたくさん活躍すると日本は良くなる!
◇AOさん、渋谷友雅(ゆうが)さん、未来の幸せを創る若者による対談
渋谷さんは障害者ながら、すごい幸せにいきる18才の若者。
◇世界一幸せな会社と言われたアメリカ靴のネット販売業の「ザッポス」のリムさんの講演
アメリカで300万部も売れた著書「ザッポスの奇跡」、是非読んでみたいですね。
それでは今週も幸せな一週間を!
You Only Live Once..
昨日は、私の好きな隅田川花火大会でした。
人情味溢れる東京下町、私の幸せな町です^ ^
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