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JINS MEMEは果たして使えるマインドフル脳波計なのか?-試してみた

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メガネのJINSが生んだ、革新的でTECHなメガネ型ウェアラブル脳波計JINS MEME(ミーム)。

 

前回、実際に私が購入したJINS MEMEの外観や感想、購入直後の印象についてブログに書きました。

 

今回は、しばらく使用した感想も含めて、「実際のところどうなのよ?」という、皆さんが一番知りたい真相を、私なりに本音ベースで鋭く切り込んで書きたいと思います。

JINSの方が読んでいないと祈りつつ(笑)。。)

 

◇私の購入機種

私の買ったMEMEは、JINS MEME HR(ハーフリムタイプ)のもの。ブルーライトカットのフレーム付きで税込50,000円弱です。

 

いきなり結論から言うと、

Apple Watchのような生活を変えるウェアラブル商品と比べたら、そこまでのコスパと生活改善へのインパクトはないかなぁ、と感じました。現在のレベルだと、残念ながら興味本位で購入する域を出ないレベルです。おそらくこの値段、私のようなよほどの探究心ある物好きかお金持ちか、流行り好きな人、研究者あたりしか、なかなか手がでません。

 

しかしながら、私はそれでも買いました。

 

何故なら、そこまでして未来へ向けてイノベーティブな商品づくりに挑戦するJINSさんの心粋に敬意を表しつつ「共感」し、自らの探究心を求めて、ちょっとした大金叩いてでも買いたいと思ったからです。知ってますか?JINSMEMEは英語版サイトがあるのを。こういうイノベーティブな商品を「世界に発信しよう」という意識がある商品、私は大好きです。

今後、JINS MEMEがさらに進化していくことを期待しつつ、単なる一消費者でありながらも、是非とも「何か我々の生活を改善できるヒントがないか?」作り手視点で考えたいな、と思ってしまいました。

 

では、早速ですが、使ってみて良かった点、悪かった点、期待したい点を率直にコメントしてゆきます。

 

◇良かった点

JINS Office →仕事中やいろんな作業時の集中状態が「見える化」してくる(後で詳細参照)

多分、これを応用することにより今後いろいろな可能性が見えてくるはずです。

 

◇悪かった点

他のアプリ全般

・ZEN →瞑想中は目を瞑るため、マインドフルが正直計測しづらかった(ガイダンスなど、やりやすさはあるから、目で計測する点だけが勿体ない)

・MEME→何を測りたいのか?測っているのか?正直イマイチわからない(初心者向け?)

・Drive →居眠り運転してないからよくわからないなぁ(でも画面やボイスはとってもかわいいですが、まだ私自身が使いこなせていないだけなのか?)

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・メガネのデザインが選べない

→自分に合わないと普段付けできないですね。

(それでも、わたしは思い切ってネタ作りも兼ねて付けてますが 笑)

 

◇未知数

・運動系→現状のアプリは正直いらない気がします。体幹を測るのにこれが必要なのかなぁ?)

でも、願わくば、動体視力が測れて、視力スキルアップするようなアプリができたら、すごいウェアラブルになる可能性は秘めているので、アスリートにはいいものに進化する可能性はあります。

 

「目」という脳の刺激の90%近くを認知する重要箇所から、脳波をキャッチして、脳の可能性を測定できる、というのは魅力的です。

 

個人的な要望としては、

*人間が測りたいニーズに合わせて、アプリの中身を増やしてもらいたい

*現在は研究開発用にしかないような「脳波計モニタリング機能」を市販タイプにも取り込めるようにしてほしい

 

より実用的なウェアラブルバイスに進化してもらいたい!というのが本音です。

 

◇これは使えるJINS OFFICE! 

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個人的に「これは面白い!」と感じたアプリ。

仕事中の普段の動きの中での集中状態をモニタリングできるアプリ。

目のまばたき、眼球の細かい動き、目や身体の角度から、脳、心拍、身体の3つの集中状態の変化を細やかにセンシングしていきます。

 

↓センシングする三箇所

○アタマ(脳)

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○こころ(心拍)

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○カラダ(姿勢)

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○計測画面(標準)

これが標準画面。集中時間と集中状態が簡単にわかるようになっている。

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ただこれだけだと少しものたりない。そこですごいのが、「アタマ、ココロ、カラダ」の各箇所の詳細の変化の状態が、目の動きグラフを見ながら一目で見ることができる画面がある!

 

例えば、これ↓↓↓

例:たばこを吸ってる時

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喫煙に害があるないは別として、たばこを吸う瞬間はリラックス状態になり、実は、こころも脳もカラダも大抵が高数値になることがわかった!

これからわかることは、新しいアイデアを考えたりする際には、タバコを吸いながら考えることで「デフォルトモードネットワーク」という、いわゆるボンヤリ脳が働き、脳の海馬にある長期記憶と新しいイデアを結びつけるようなタイミングの際の脳はこんな状態なのかも、と感じ取れた。

 

◇例:疲れたなぁ感じたとき

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まばたきが安定しているときは、こころの状態が安定していて数値は何故か高いが、明らかに「疲れたなぁ」と感じた時には、「集中力が途切れました、休憩しましょう」と、携帯からアラートを鳴らしてくれる。

↓↓こんな感じです(これは非常に便利

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ちなみに、先日みた記事によれば、JINS社では、このOfficeのアプリを活用して、実際の働き方改革の一環として、MEMEを活用した集中力管理により生産性UPの取り組みがなされているらしいですが、もっと真相を知りたいところです。

 

◇まとめ

未知なる可能性は物凄く感じる。が、現段階では、アプリの完成度や、生活を変えるインパクトを考えると、残念ながらコスパは正直イマイチかな、という感想。今後のアプリの充実や、商品デザインの改善に期待したいと思います。

 

○ただ、脳の世界、神経科学スポーツ科学を解明する点でこれ探究心ある方、仕事の集中状態を管理したい、には是非買っていただき、情報交換したい。

JINSさんにもこういう活用方法を顧客とともに共創して、予防医学の世界や心理学、神経科学の世界への応用をしていただきたいと期待!

 

もし購入を悩んでいる方がいたら、ひとつの感想として参考にしてもらいながら、是非購入いただき、一緒にJINS MEMEが進化できるように情報交換したいな、と願っています。

私自身、まだまだMEMEを使いこなせていませんので、さらに使える機能があれば、更新してお伝えできるようにしたいと思いますので、ご意見あれば是非お願いします!

 

蛇足ですが、何故、こんなことをバカ真面目に探究するのか?

私が本当に探究したい世界が理由は二つあります。 

 

1)「マインドフル」な脳波がどういう状態なのか?(「幸せ」な状態が本当に数値化できるのか?脳(こころ)の疾患になった人にしかわからない本当の解決策を見つけ出し、「幸せな気持ち」を見てる化させられたら、何か同じ悩みを抱えている人のための解決のためのヒントを与えられるのではないか?という「想い」があります。

 

2)「快適」という、人が感じる時の脳波を何とかして数値化することによって、今までにない「人間中心思考」でのテック化を実現して商品開発につなげて世界を変えてゆきたい!

(=ニューロマーケティングの世界)

 

もし、JINSさんの開発関係者と接点が持てたら、さらに一歩そういう要望をして一緒に実現してみたいな、と実は真剣に考えています。(妄想かもしれませんが、志高く!)

 

わたしの、世界一「幸せ」を計測できるマインドフルな脳波計の探究の旅は、まだまだ続きます。。。

次回も、乞うご期待下さい!

 

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