前回のブログで、自律神経を整えるためにはまずは健康管理、特に「休む」ことの大切さについて書きました。
今回はもう少し視野を広げて、
「こころの健康管理に大切な食事とは?」について考えてみたいと思います。
【自律神経機能と年齢の相関性】
まずは自律神経と年齢の相関性について。
臨床自律神経機能Forumの研究で調べたところ、人間の身体は年を取ると体力が落ちるだけでなく、自律神経も衰えてくることが学事論文で発表されています。
自律神経基礎活動・反応性は年齢と共に小さくなる
引用元:臨床自律神経機能Forum 論文より(2014)
http://forum.crosswell.jp/news/tokuhonn/2544/
若い頃は疲れ知らずで、多少夜更かししても翌日も会社で仕事をできていたのに、年を追うごとにだんだんと朝起きるのがだんだん辛くなってきます。
年齢と共に自律神経が衰えてくるのは、体力と一緒である意味仕方ないですが、私のように自律神経失調症状で、日常生活に支障をきたすような人達にとっては、そんなことは言っていられません。
では、一体どうしたら自律神経を整えて疲労感を軽減できるのか?
その解決方法のひとつが「食べ物」。そして、疲れをとるための食材として、最初に紹介したいのが「鶏むね肉」です。
鶏むね肉に豊富に含まれている、「イミダゾールジペプチド」という成分が脳の自律神経のさび(疲労の原因である酸化ストレス)をとってくれるそうなんです。
【イミダゾールジペプチドって何?】
抗疲労プロジェクトという、大阪にある5大学、大手食品メーカーや医薬品メーカーなど計18社で始まった、産官学連携の抗疲労食薬開発プロジェクト。
ここで本当に「疲労対策に効果がある」成分を研究・調査した結果、ビタミンC、クエン酸、コエンザイムQ10など23種の成分が疲労回復の効果が評価されました。そして、その中で最も効果が高かったのが、この「イミダゾールジペプチド」という成分。
脳の中で作用しやすいのが特徴で、鶏のむね肉やカツオ、マグロなど、豊富に含まれるという。
確かに、鳥は長い間飛び続けるのに体力が必要だし、カツオやマグロにしても回遊魚でずっと泳ぎ続ける魚。だから疲れがたまらないようにするためにも、体内にこの「イミダゾールジペプチド」成分が多く含まれているのでしょうね。
もちろんカツオやマグロでもいいのですが、「鶏むね肉」がいいのは一番お手軽に食べられるということ。わかりますか?
そう、コンビニで買って食べられる「サラダチキン」がそれ。まさに「鶏むね肉」ですよね。
鶏むね肉は、1日100グラムを食べるのが理想だそうですが、コンビニ各社で売ってるものは110グラムから120グラムくらいだから、まさに適量。
おまけに脂肪分も少なくて、値段も200円そこそこでお手頃な価格。それに、味もハーブ味やらタンドリーチキン味などいろいろあるから、ランチで食べてもよし、朝夕のサラダにのせてもよし、まさに便利で健康的な一品です。
(スポーツマンやダイエット中の人の必需食ですしね)
この鶏むね肉、先ほど説明した通り、抗疲労成分の「イミダゾールジペプチド」が活性酸素を消してくれて自律神経をさびつかせるのを防ぎ、高い疲労回復効果があるのだから、自律神経を整えたい人にはまさにうってつけです。
もちろん、食事の基本は「バランス良く」が大切ですから偏食は良くありませんが、ちょっと意識して「鶏むね肉」を食べみても良いかな、と思います。
さあ、明日の昼は、早速コンビニでサラダチキンを買って、自律神経を整えてみましょう!
食べ物からも「こころ」の健康を。
つらい時でも前を向いて、楽しく面白く、自律神経を改善していきましょうね〜。
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