YOLOCOBI BLOG (一度きりの人生にヨロコビを)

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Da Pumpの「U.S.A.」と『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』が売れちゃう共通点とは?

 

最近、ヒップホップダンスのDa Pumpの「U.S.A.」がダサかっこいい!とSNSでバズっていてちょっとしたブームです。

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そして、最近よく売れている文庫本、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(山口周著)。

 

 

この一見、なんの関係性のないふたつのものですが、実はちゃんと共通性が存在しているのはご存知でしょうか?

 

 

 

その答えは、「デザイン」です。

 

以前、わたしが書いたブログ(デザイン思考)について書きましたが、今は、人の潜在ニーズを掴み、人を惹きつけるための「デザイン」が必要な世の中になってきているのです。

 

今回は、そんな、山口周氏の言う思想について、今の時代に重要とされてきた、現代社会で意味する「デザイン」の概念について、ブログに書きたいと思います。

 

 

現代社会で意味する「デザイン」とは?

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皆さんは「デザイン」という言葉を聞くと、どういう意味を連想しますか?

おそらく

・アート、芸術

・感性の世界、独創的なもの

・ファッションデザイナー

・盆栽や、みたいな日本ならではの職人技

などなど。。。

 

大抵の日本人であれば、「芸術」や「ファッション」にあるような、派手で豪華で独創的なデザイン、あるいは1mm単位で創り上げる繊細かつ正確な職人技のようなものをイメージするのでは?と思います。

 

一方で、欧米人(あるいは企業・クリエイター)が考えている、現代社会の「デザイン」とは日本人が考えている「デザイン」とは違う考え方です。

 

それは何かと言うと、

「デザイン」とは、「問題解決」であり、

「デザイン」とは、新しい価値を創るための「真・善・美」であり

「デザイン」とは、今までにない発想を創り出すイノベーションであり

「デザイン」とは、新しい社会・企業システムを創り出す「新しい経営手法」

です。

 

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確かに、日本人の多くが考えている「デザイン」も立派な「デザイン」です。

しかしながら、今日本企業が抱えるの課題は、実はこの「デザイン」の概念に対しての解釈の誤解から始まっているのではないでしょうか?

 

そして、そこから派生して「デザインは専門的な特殊技能である」という大きな誤解へとつながっているのです。

例えば、

「デザイン」=匠の技 (=職人のやる仕事)

「デザイン」=アートの力(=芸術家のやる仕事)

「デザイン」=ファッションの感性(=デザイナーのやる仕事)

 

つまり、専門学校や専門大学、修行を積んだ人たちだけがやる専門分野(仕事)である、という大きな誤解によって、

・新しいビジネスをデザインする

・社会の仕組み(システム)をデザインする

・新しい楽しい仕掛けをデザインする

というようなもっと大きな発想がかけてしまっているのです。

 

わかりやすい例が、Appleのご存知の「iPhone」 であり、Dysonであり、Googleであり、Tesla などです。

 

例えば、Appleであれば、「iPhone」という今までになかった、斬新なマルチデバイス端末、スマートフォンを、人間の利便性やインターネットの仕組みを利用して、新しい未来を想像しながら創り出しました。

Dysonであれば掃除機で有名ですが、美や安全性を追求した全く新しい扇風機、斬新かつ世界に通用する商品をデザインして創り出しています。

 

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もちろん日本にも、ユニクロやメルカリなど、世界に挑戦して新しい価値を生み出す日本企業もありますが、まだまだ遅れをとってしまっている現状です。

 

今までデザインを考える機会がなかったビジネスマンや社会(地域)のリーダー達が、地球人の視点で、ビジネスや社会システムを「デザイン」する意識を持つまでには至っていません。

日本は、非常に優れたサービスやアイデアを持つ人が多い国なのに、どうしても細部に固執したり、機能からモノ考え過ぎ過ぎて便利さがなかったり、日本人だけにしかわからないガラパゴス状態にすぐなってしまいます。

 

もっと大きな仕組みや仕掛けを考える人がいないと、せっかくの素晴らしいアイデアも多くの人々へ届かないですし、社会を便利に良くするという問題解決は、残念ながら果たせません。

(ちなみに、Da Pumpの「U.S.A」はダサカッコいい仕掛けを考える点で素晴らしく「デザイン」されているので、さらに世界に通用する+αのアイデアがあると、一気にピコ太郎の「PPAP」まで行ってしまうんでしょうね)

 

◇「デザイン」に必要な「真・善・美」

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さらに「デザイン」を「伝える」ために大切なキーワード、それは「真・善・美」という美意識です。

 

単に表面的に美しいだけではなく、「内面から洗練」されていたり、「コンセプトや発想自体が感動させる」ものだったり、「世の中を良くする」ことだったり、アイデアの根底に、必ず人間の本質に迫った美の世界をデザインしているところが、人の心を動かすわけです。

そんな「デザイン」を考えることは、実は、世界一の創造力と、美意識のある日本人であれば、意識次第で必ずできるはず、と思っています。

(世界中の観光客が、日本にこぞってやって来る理由は実はここにあります)

 

大切なことは、仕事でもプライベートでも、日常から左脳(計算や論理的思考)ばかり使っていないで、右脳(創造力や構想、アイデア)も使って美意識のデザインを加えてゆくことです。

「デザイン」を考える上で重要なことは、単に「かわいい」、「カッコいい」、という感性だけではダメだし、逆に、「過去に売れたから」とか、「論理的に正しい」から、みたいな、人の心を動かさないような理由でもダメ。

 

左脳も右脳も使って、今までになかった発想で、新しい価値を創り出すことが大切。

「美意識」は、左脳も右脳も使わないと生み出せない世界ですので、そういう「真・善・美」を持った思考を持って、物事を考えることができたら、日本という国はもっと良くなり豊かになるだろう、と信じています。

 

ちなみに、以前ブログでも取り上げた、フィンランドのベビーパッケージの世界は、まさに美意識を持った「デザイン」だな、と感じました。

 

北欧フィンランドの伝統、ベビーパッケージから学ぶ「幸せ」 - Hack Your Happiness(幸せハック)〜一度きりの人生にヨロコビを(YOLO)〜

 
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今回は、ちょっと難しい内容になってしまいましたが、新しい「デザイン」の概念と、デザインにおける「真・善・美」の重要性について、いつも私が考えていることを書いてみました。

 

もし、興味があれば、以前に書いた副業アイデアのブログについても是非ご覧下さい。

 

「デザイン思考」でブルーオーシャンな副業を掴む方法 - Hack Your Happiness(幸せハック)〜一度きりの人生にヨロコビを(YOLO)〜

 

それでは、今週もよい一週間を!

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