皆さんは、普段初対面の人に対して自己紹介をするとき、自分のことをどのように伝えていますか?
もしあなたがビジネスマンだったら、大抵は自分の勤めている会社の名刺を渡して挨拶したりするのが一般的で、会社名や自分の社会的な立場、肩書きみたいなことで自分を紹介することが多いと思います。
そんな時は、自分の社会的地位を良く見せようとしたくなるものですが、経歴が凄ければスゴいほど「すごいですねー」とは言うとは思われるものの、相手には僻みや妬みの感情を持たれてしまい、あまり良い印象を持たれなかったりもするものです。
では反対に、初対面ですごく印象に残っている人、思わず「友達になりたい」「連絡先やSNSで繋がりたい」と思ったりする人ってどんな人でしょうか?
恐らく共通するのはきっとこんな人だと思います。
・なんかすごく「面白い人」
・独特の感覚や考えを持った「キャラが濃い人」
・苦労人なのにすごく「明るくて幸せそうな人」
のはずです。
わかりやすい例が、お笑い芸人ではありませんか?
彼ら(彼女ら)は、特別な肩書きとか一切関係なく、とにかく自分の持っているキャラクターや独自性で人の心を掴もうと、全力で自分の個性を表現しています。
特に、わたしがお笑い芸人に対して「すごいなぁ」と感じるのは、自分のコンプレックスや弱みも全部「笑い」に変えてしまうところ。
普通の人なら、ハゲている、太っている、話下手、
オタクな性格、そんなことを隠したいはずなのに、それを自分の強みに変えて、笑いにしてしまう強さ。カラダを張って生きているって、こういうことを言うのだな、って思います。
◇人はマイナスを持っている人に共感する
不思議なことですが、人は、弱みや苦しみを持っている人、失敗をしている人、コンプレックスを持っている人、そんなマイナスをプラスに変えられるような人生を歩んできた人に対して「共感」してしまうものです。
そこには、肩書きとか経歴は関係ありません。
それ以上に、その人の後ろにある見えない苦しみや悩み、逆境を経験したからこそわかる、その人にしかない独自の世界観がある。それは心の強さであり、まさに人間力なんですよね。
人生では時にマイナスの経験することは生きる上で誰もが一度は経験することです。
しかしながら、苦しみやコンプレックス、失敗があるからこそ、人は悩み、考え、立ち直ろうと努力し、成長することができる。
しかもそんな苦しみを「笑い」に変えられるくらいの力を持っているって、素晴らしいことだし、尊敬に値することだと思います。
◇素の自分から自分らしさを見つける・創る
もしあなたが現在の名刺や会社の看板、社会的な立場なしで、ひとりの人間として自己紹介するとしたら、一体どのような自己紹介ができるでしょうか?
もちろん、経歴がすごい人も当然ながら、それぞれ苦労をしているはずですから、それはそれですごいことです。
ただ、人と人とが繋がる瞬間は、裸の自分になった時の自分の「弱み」をさらけ出しながらも、自分の「生き様」を見せられる勇気なんだと思います。
たまには、社会の肩書きとかを取り払った、素の自分になってみて、どんな「笑い」がとれる面白い自分があるか?自分を見つめ直してみると、新しい自分を発見できるかもしれませんね。
そんな時の自分に輝きが放てるように、毎日の生活を大切に、自分らしい生き方を送りましょうね。
You Only Live Once.
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