初心者ブロガーやPV数が軌道に乗らないブロガーの最大の悩みは「ブログネタ」。
わかってはいるものの、「題名でSEOで検索順位をあげること」、とか、「専門性の高いブログにしなければ」、とか、いろんなことを考えているうちに、気がつくとなかなかブログが書けなくなる、というようなこと、多くありませんか?
ではどうしたらブログが続けられるか?について、考えたことを書きたいと思います。
プロブロガー、タクスズキさんはこう言っている
ブログネタのらふらくブログで有名なプロブロガー、タクスズキさんが、NOTEマガジンでブログネタについて、こんなことを話しています。
よく、「ネタがなくてブログを書けません」という方がいるんですが、それは日常をなんとなく過ごしているからです。
もっと、日常生活でアンテナを張れば、ネタはゴロゴロ出てきます。意識するだけで、たくさん見つかるんですよ。ホントに。あとは、その思いつきをメモしていくだけ。
ぼくは、こうした視点を「解像度を高める」と表現しています。
例えばカフェに行ってくっちゃべってる女性を見たならば、「カフェで愚痴を言うだけの主婦と、カフェでブログを書いて稼ぐ主婦の違いは圧倒的に大きい」みたいな記事を書けますよね。それをメモればいいわけです。
あと、通勤時間でストレスを抱えているなら、「毎日2時間の通勤で消耗している私が考えたストレスを減らすためのライフプラン3つ」のような切り口でも記事を書けます。
このように、日常にネタはいっぱいあるんですよ。ネタがないと言ってる人は、「ネタはないかな?」と探す視点が欠けてるんです。
なので、「ネタを見つけよう」という視点さえ持てれば、ネタで困ることはなくなります。
たしかに「ブログネタ」を探す意識づけを習慣にすることは大切ですよね。
「解像度を高める」って視点が必要ですよね。
かくいう私も、「そうだよね、そうしよう」と思って意識づけしはじめました。
それでも、次に悩んでしまうこと。それは
「中身の濃いブログ、コンテンツのある内容にしなければ」と考えてしまうことです。
読まれるブログは、洞察力の深さや専門性の高さ、あるいは発想の面白い記事を載せられる人が多いように思います。
ブロガーは沢山いるから「ここで抜きん出よう」などと考え始めてしまうと、中身のところでつまづいてしまい、だんだんと苦しくなってくるんです。
何にも考えないで文章にできたら1〜2時間もあればかけるのに、「コンテンツのあるブログ」を書こうと思うと途端にうまく書けなくなってします。
こんなうちに、どんどん日が過ぎてゆき、ブログ熱が冷めて挫折してゆくのではないでしょうか?
「コンテンツのあるブログ」っていったい何だ?
この前グーグルアドセンス申請で否認された時、こんなことが書いてありました。
お客様のサイトで 複数のポリシー違反が確認されたため、サイトを承認できません。
「おいおい、俺のブログは、価値がない(コンテンツない)ブログってことか。」と。
じゃ、いったいどうしたらいいんだよ?
そう考えて、他のブロガーがやっている内容を色々調べて、出てきた視点が出てきました。それは、
「自分がよく考えていること、好きなこと、悩んでいることを素直にブログに書いている」ということです。
例えば、ある人のブログ。
雑記な内容のブログ記事も沢山あるけど、この人が好きなことはゲームでひたすらゲームの攻略法を書いていたりする。
と思ったら、今度は秋葉原系のアニメオタク的な趣味のことを、写真を沢山差し込んでコレクション自慢(?)しているような記事を沢山書いているんです。
これって視点を変えてみたら、ゲーム好きやアニメオタク的な専門性の高さで、内容の濃いコンテンツになっているんですよね。
「じゃあ、自分はいつも何を考えて、何に悩み続けているんだろう?」
「あ、ブログのことか。それをネタにしよう!」
ということになるわけです。
人は誰しも、いつも考えていることって、楽しいことだったり悩みだったりするわけで、それについては、探究心で深いところまで追い求めて行ったりするし、悩みだったら、ずっと解決策を出そうと悩み続けているわけです。
視点を変えれば、ここに「専門性の高さやコンテンツの濃さ」が出てくるわけです。
ブログを書いている人は、何も考えないで生きている人じゃないと思います。
「お金を稼ぎたい」とか、「自分の書いたことを認めてもらいたい」、って動機があったりするから、書こうと思っているわけです。
そういうことも含めて、
「自分がよく考えていること、好きなこと、悩んでいることを素直にブログに書いていく」ことが大切なのです。
どういうことを書いたら良いか?
書く記事ネタには、色々なジャンルがあると思います。
まずは「単純に好きなことを、ひたすらオタクのように書く」ことでも良いです。
もし「どれを書こう?」と悩んだ時に考えて欲しいのは、「自分がいつも何に悩んでいるのか?」ということです。
よく読まれるブログに共通する点として、人がずっと悩み続けるようなテーマを書いていることが多かったりします。
例えば、
・お金の話
・人間関係の悩み
・精神的な不安やストレス
・家族のこと(子育てや離婚、勉強のこと)
・人生の悩み、コンプレックス
・仕事の悩み、キャリア、転職の悩み
・健康や美容、ダイエット
これって、自分もこの中で悩んでいることが沢山あると思いますし、この悩みを解決したことだってあるはずです。
であれば、自分の悩み続けて考え続けている深い話をブログに書いたらいいわけです。
いつも悩んでいることは、「解像度が高い」はずです。
そういうことを毎日深く書き続けているうちに、専門性が高まってくるようになります。
例えば、私だったら、中年会社員の仕事の悩みや人生の悩み、健康のこととか悩んでいるわけで、そういうことを前向きに書いたりすればいいんだ、と思って書いています。実際に、それに気づいたら、気が楽になりました。
時には雑記ブログになっても、後日複数のブログを一つにまとめてブラッシュアップしたら、コンテンツのあるブログに変わることも多くあります。
大切なのは、そういう自分のことを素直にブログに表現してゆくことが、ブログを長く書き続ける秘訣になります。
最後に
ブログを書いていても、すぐに成功する人はそんなに多くはありません。
多くの人は、3年間とか5年間とか試行錯誤しながらも諦めずに長い年月をかけて読まれるブログになってくるものです。
ブログを続けるのはマラソンと一緒で、走り続ける力が必要。
ブログを書き続けながら、「続けられる自分なりのノウハウ」や「自分なりのコンテンツ」を構築してゆければ、必ず幸せなブロガーになれると思います。
一度きりの人生ですから、「ブログで稼ごう」とか「ブログで認められたい」というモチベーションを持ち続けながら、忍耐強く、毎日一本できなくても諦めず、是非続けてゆきましょう。
You Only Live Once...