前回、ブログにてグラレコ講座へ向けて、材料の話をしました。
ご興味のある皆さん、前回のブログを読んだ方、道具準備はできましたか?
今回は、幸せを創る、YOLOCOBI流グラレコ講座(略して"共感グラレコ")第1回目です。早速頑張りましょう。
まずは基本から。
《意識してほしいポイント》
○絵の完璧を目指さない、気持ちやイメージを「伝える」ことを意識する
→多少の失敗はご愛嬌。下手なんて気にせず、右脳を思い切り開放する気持ちでこころやイメージを「伝える」ことを大切に「自由に」表現しましょう。
○絵はシンプルに表現する
→アートじゃないので細部にこだわないで。ビジュアル言語ですから、シンプルに「伝わる」絵を描きましょう。
例:鳥とさかなの絵
○ワードを入れてもOK
→内容によっては、伝えづらい表現を描いた時には、シンプルなワードを入れて補足しましょう
特に難しい概念的な言葉は伝えるのが難しいので。
【その1】〜(ウォーミングアップ編)〜
🔷童心に返って、まずは自由に描いてみよう
描き方を学ぶ前に。
さあ、まずは何でもいいから「童心に返って」頭で
思い浮かべたことを自由に描いてみましょう。
上手い下手関係なく、描くことが大切。
そして、子ども心が「共感を創る」スタートです。
例えば、こんな絵。
今度は、ちょっとテキトーな絵に色を塗ってみました。絵は上手ではありませんが、なんか雰囲気でてきましたね。
次はイメージした昔の家。
細かくなくていいので、テキトーにシンプルに。
絵のレベルなんてこんな程度でいいんですよ。
これより上手くなくても気にしないで。
意識してほしいのは、見たものを書くよりも、まずは出来る限り頭に浮かんできたことを描くこと。
思ったことを絵で伝えるビジュアル言語(グラレコ)はここから始まります。
よく皆さんが陥りがちなパターンはこれ。
「自分は絵が下手で自信がない、人に見せるのが恥ずかしい」とほとんどが断念してしまう。
でも世界的デザインファーム、IDEO社(米)のトム・ケリー氏曰くは「日本人は元来世界一クリエイティブ。でもみんな創造力の自信がない」のがもったいない、と。
グラレコ画家(デザインシンカー)になるには、
・想像して表現することを楽しむこと
・絵で表現することに恥ずかしがらない
・自分の創造力にもっと自信をもって
この3つを念頭にいきましょう。
うまく描けなかった方へ、今度はちょっと絵本みながら描いてみましょう。
例えばこれ。
私は「はらぺこあおむし」を描いてみました。
(私も子どもの頃に読んだことある名作ですね)
どうですか?うまく描けましたか?
ひたすら描いていると、だんだんとイメージをシンプルに表現できるようになってきます。
今度はこんなのが私の頭に浮かんできました。
視点を変えて、こんなこととか。
わからないところがあったら、ネットで画像検索。
もし、素早くシンプルに描きたかったら、検索エンジンで「xxxxxx アイコン」で画像をググって下さい。そうしたら希望のイメージの絵は、だいたい検索ででてきますよ。
まずは描いてみて、どうでしたか?うまくいきましたか?ウォーミングアップはできましたか?
まずは、絵を描くことに慣れるのが大切。
10枚、20枚と描いてるうちに、すぐに何となく描けるようになります。
でも「人」を書くのは一番難しいかもしれません。徐々に描き方のコツを教えてます。
【その2】雰囲気が出てくる描き方
〜YOLOCOBI 共感グラレコの基本エッセンス〜
次は、雰囲気が出てくる描き方のコツを教えます。
共感を創るには、絵や文字の中に雰囲気や気持ちみたいな表情を出すのが大切。
絵に表情がでてくると、絵の見え方が一気に変わってきます。やり方は人それぞれですが、少しずつエッセンスをご紹介してゆきます。
1) 太字で描こう
まずはプロッキーの細字と太字で同じものを描いてみました。下の絵。
右側のように、太字で描くと雰囲気が出てくる、そんな感じがしませんか?
ちょっと感じが変わって見えるの、分かりますか?
今回はプロッキーの細字と太字で描いてみましたが、さらに細いペンと比較してみると、もっと差が分かるはずです。感情や気持ちを表すには太字を上手く使うと、何か雰囲気が出てきて、かわいくなってきますから是非使ってみて下さい。
2)枠で囲ってみよう(フレーム)
今度は、先程の絵に枠(フレーム)を描いて囲ってみます。さあ、どう見えますか?
ほら、何だか絵が枠にはまると、何だか中の絵が引き立ってくるのが分かりますか?何でもいいから
とりあえず、何でもいいからどんどん囲ってみちゃいましょう。
枠(フレーム)は、中の絵を視覚的に引き立ってくる効果があるので、共感グラレコの気持ちを伝えるテクニックのひとつです。
ロジカルシンキング(論理的思考)ででてくる「フレームワーク」みたいなもんですかね。フレームつながりで。(もっともこちらは「右脳思考」ですが)
3)帯付きで題名を作る
次に帯。題名とかメッセージを囲う箱です。
これがかわいいとインパクトがさらに出てきます。
あと一枚の絵を描いた時に「題名」をつけると、パワーポイント(プレゼン資料)のように伝えたいメッセージが分かりやすくなります。
メッセージは、シンプルにコンパクトに書くこと。
あと、メッセージに蛍光ペンで塗ると、さらに効果的です。
実際に描いてみるとこんな感じ。
ちなみに、帯周りにもフレームをつけてみました。
でも、ハートは帯の中にあったほうがもっと良かったですね(笑)。
帯のバリエーションは、例えばこんな感じ。
こんな種類がありますから、見よう見真似で練習してみて下さい。
失敗しない、帯を書く際のポイントはこれ。
○まず文字から書く
○その次に、帯(題名のフレーム)を書く
今日の講座は以上です。皆さん楽しかったですか?
次回は皆さんの「ポチっと星印」をたくさんいただき次第開催します。共感いただけたら是非、下の星印にポチっとお願いします。
本当は最低週1くらいでやりたいので「ポチっ」とお待ちしてまーす^ ^
まだ、絵描きをやってない人は、前回のブログ見て100円ショップで道具を買い揃えて、早速チャレンジしてみて下さいねー。ではまた!
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