今年から、小学校でいよいよ「プログラミング教育」が必須化。
AI(人工知能)やIoT、VR/ARなど、デジタルネイチャーな子どもたちの未来に求められるプログラミング能力。
IT技術革新が進み、テクノロジーを自在に扱う力が、次世代の子供たちの「幸せ」な社会システム創りには必要になってきます。
そんな未来が間もなくやってくるのに、目の前の現実のうちの子供たちはどうか?
毎日お家でゲームで遊んでいたり、iPadでYouTube を見てばかり。
毎日こんな光景を見ていたら、親はさすがにイラっとしちゃいますよね。
それなら親の方が発想転換して、「子供に「遊ぶ立場」から「作る立場」の楽しさを味わせてみる」のもありじゃないの?と思いませんか?
「ゲームで楽しくプログラミングを勉強させたい」と思っているお父さん、お母さんへ。
私が、小学生の息子と一緒に、某IT企業が主催する、夏休み企画「プログラミング教室」へ体験学習した体験記をお伝えします。
ぜひご参考ください!
今回行った「短期のプログラミングキャンプ」について
扱うゲームソフトは、ヒカキンも使う、あのマインクラフト(通称:マイクラ)。
子供への口説き文句は超簡単。「ヒカキンみたいになりたい〜?」と言ったら、10人中10人の子は、必ず「うん、なりたい。やってみたい!」っていうはずです(笑)。
(ただやるとなったら、パソコンを買う羽目になるので、初期費用は「将来への投資」ということで多少は覚悟しましょう)
ちょうど夏休みということもあり、夏休み向けの2日間、3日間、5日間の3種類の短期体験コースがありました。(我が家はお手頃で一番人気の2日間コースに参加)
短期体験コースの内容
1日目:Minecraft(通称:マイクラ)のゲーム開発/制作体験の日
2日目:自分で開発したオリジナルのプログラム作品を子供たちが自分自身で発表する時間(プレゼン体験の日)
対象年齢は小2〜小6まで、低学年の子も多くいましたが、高学年の子供もいたので、小6の息子もちょっと一安心^ ^。
そして意外と良かったのが、教室の端の椅子に座って、親も子供が楽しく学ぶ様子を観察できるところ。
何だか、授業参観しているみたいで、なかなかいいですよね。
なんと言っても、このプログラミング教室の良かったのは、子供たちが普段遊んでいるゲーム、Minecraft(マイクラ)を教材にしながら、あたかも遊び感覚で楽しみながらプログラミング言語を学べることです。(いわゆる「ゲミフィケーション」。)
しかも、初心者の子供たちでも簡単に始められるような、子ども向けのプログラミング学習ソフトを使ってゲーム開発を体験。
一般的なプログラミング言語とは異なり、初心者の子供たちでも、簡単なマウス操作だけで楽しく「自分だけのマイクラ」を作ることができます。
今回は夏休み企画だったので、ラッキーにもNINTENDO LABOのゲームも実体験!
単に遊ぶだけでなく、「ゲームがどのようにして作られているのか?」というゲーム開発の仕組みをみんなで考えながら仕組みシートに記入するような面白く学べる時間もあり、ひとつひとつが、きちんと価値ある授業になっていました。
(生活の中にある「センサー」という言葉についてもきちんと教えてくれました)
子供たちは食い入るようになってゲームの仕組みにのめり込んでいて、見ているだけでも楽しそう!
2日目は、自分たちの作った作品を発表する日。
それぞれが自分自身の言葉でみんなの前で作品の映像を見せながら、工夫したポイント、面白いポイントをプレゼンテーションする場。
お互いがオリジナル作品を発表することで、また新しい「アイデア」が浮かんでくる!子どもたち同士でもアイデアを共有できるし、お互いの作品を試しあったりする時間もあり、すごく刺激的な空間だったな、と思います。
そしてなんと言っても「プレゼンテーション」力も養える実践の場があることが魅力。
日本の教育に欠けている「伝える」力(プレゼンテーション能力)はビジネスでは必須なのですが、こちらの教室では、単に「プログラミング」するだけでなく、発表を実践する機会を通じて、「伝える」力も付けることができます。
「プログラミング言語」を学ぶ価値
現在、生活の中にインターネットやスマホなど、情報技術(ICT)のテクノロジーによって社会の仕組みを変革する動きが世界的に起きています。
一番の典型が、世界のテクノロジーの中心、アメリカのシリコンバレー。
ここから、あの有名なGoogleやAmazon、Facebook、Appleなど、数多くのテクノロジー企業を排出し、人々の生活を大きく変革させ、世界にIT革命を起こしてきました。
30−50代の親世代には理解しづらいかもしれませんが、幼い頃からスマホに触れて育ってきた子供たちの世代にとっては、IT技術(テクノロジー)は日常の世界。
我々がテレビやビデオ、ラジオを当たり前に感じて育ってきたのと同じ感覚です。
そんな「デジタルネイチャー」な子供たちにとって、プログラミング言語を学ぶことは国語や社会などを勉強するのと全く同じこと。
近い未来には、仮に学校の国語や社会の成績が良かったとしても、ビジネスの世界に入った途端、「デジタルリテラシー(プログラミングなど、IT技術に関する知識)」がないと生きていくことができなくなる未来が、もう既にやってきているのです。
だからこそ、未来への先行投資を小学生である今こそ、やっておくべきなんです。
(20−30万の投資が、xx億へのリターンを創る可能性だってあり得ますからね)
ゲームで遊ぶ時間を、プログラミングでゲームする時間に変える工夫を
中高生になると、友達と遊んだり受験勉強する時間が増えて忙しくなります。
でも小学生の頃は、家で遊ぶ時間が多いもの。ただ、親が期待するような、勉強や読書や工作など、学習に繋がるようなことは、子供はなかなかしてくれません。
どうせゲームで遊んでばかりの子供たちがほとんどです。
そういう環境を変えるアイデアとして、親にとって子供たちの為にできること。
それは「ゲームで遊ぶことを教育に変える工夫」ではないでしょうか?
我が家が今回体験したプログラミング教室は全国に多く展開されていますが、
単にプログラミングスクールと言っても、教え方は様々です。
でも、ビジネスマンである私が大切にしたいのは、
単にプログラミング言語の習得のみならず、テクノロジーを武器としてアイデアを自ら表現し社会へ働きかける力、伝える力を育むスクールを選ぶことが大切だと思います。
我が家が行ったプログラミング教室では、以下のような学習コースでした。
<小学生向けプログラミング教室の全体像>
1年目 :プログラミングの基礎学習(初心者でも簡単にできる)
2-3年目 :本格的なプログラミングに挑戦
A) iOS対応のiPhone アプリ開発するプログラム開発へ!
B)”本格派”ゲームプログラマーへの第一歩!
◇1年目:プログラミングの基礎学習(初心者でも簡単にできる言語ーSCRATCH)
マサチューセッツ工科大学(MIT)で開発された子ども向けプログラミング学習ソフト、Scratch(スクラッチ)を用いてゲーム開発を行いながら、プログラミングの基礎を学びます。(体験会でも使用している、簡単なマウス操作でのプログラミング開発です)
※実際に使用する教材は全て日本語です
《Minecraft(マイクラ)を使ったプログラミング体験の様子》
ちなみに、お家での自習用の教材はこちらを買いました。
(こちらの学校が出しているプログラミングのテキストです)
◇2〜3年目:本格プログラミングコースへ挑戦!
「2年目からもう本格的なプログラミングなんてできるの?」なんて思ってしまいますが、子ども達の頭はスポンジのように吸収が早いもの。やる気のある子なら、2年目にはこのレベルまで達してしまいます。(スゴッ!)
A) iOS対応のiPhone アプリ開発するプログラム開発へ!
Appleで開発されたプログラミング言語、「Swift」を用いたiPhoneアプリ開発。子どもたちが作ったアプリは実際にiPhoneやiPadにインストールすることができちゃう!
〜参考:実際のプログラミング画面(イメージ)〜
B)”本格派”ゲームプログラマーへの第一歩!
もうひとつは、「C#」というプログラミング言語を使って本格派ゲームを作ってしまう、本格派ゲームプログラマーへの道。このプログラミング言語が、3次元の動きや重力などの物理演算を手軽にできるため、クオリティの高いゲームが開発できるようになります。ここまで来たら、あなたの子どもは、もう「スーパーテック少年(少女)」かも!
〜参考:実際のプログラミング画面(イメージ)〜
もちろん、このスクールは中学生以降も続いていきます。うちの子はiMac Book Airを買って、ちょっと通わせてみることにしました。
ちょっと興味を持ったお父さん、お母さん。
体験コースもちょくちょくやっています。まずは一度体験からがオススメですので、
是非お試しください。
You Only Live Once..
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