今、精神障害やLGBTなど、告白した方がいいかどうか?悩んでいる人、気にして言えない人、自分で抱え込んでしまっている人、意外といるかなぁと思います。
先日、勝間和代さんがLGBTについて告白されて話題になりました。賛否両論あるかもしれませんが、私はあれで勇気ある勝間さんが好きになりました。「デキる女」みたいなイメージより、「人間らしい」イメージの勝間さんに共感しました。
アメリカでは、「#me too」ムーブメントみたいな自分の性同一性障害をカミングアウトする流れがありますよね。
私自身も未だよくわからない病い(身体表現性障害)と闘う日々。私は、幸い普通に何とかできているので、自分らしくオープンに自分の障害を話しています。今、そんな経験から、障害者団体を支援する社会貢献活動をしているのですが、そんな自分に「共感」してくれる仲間が沢山できました。
今、時代が変わりつつあります。
SDGs(持続可能な社会の実現)へ向けて、多様性を認めよう、という世界的な流れです。
皆さん、「告白したいけどできない」悩みがあるかと思いますが、結論から言うと、基本的には「私は勇気を出して告白してみたら」って思います。
では何故そうなのか?経験談を書きます。
【こころの病いを話したら楽になる理由】
1)偏見や変な誤解をなくすことができる
経験したことがない健常者は、精神疾患というものが、「一体どういう病気なのか?」意外とわからないということ。
あなたが話さない限り、相手はあなたに気を遣って話しづらいし、尋ねることもできない。そんな微妙な関係が、余計にあなたを孤立させてしまいます。
だから、信頼できる人からでもいいから、あなた自身が「伝えること」で変な誤解や偏見もなくなり、相手との関係性もよくなるはずです。中には、「実は私も経験者だった」なんて話もあり、時に良きアドバイザーになってくれたりします。
2)話すと気が楽になる
他人に言えない悩みは、自分一人で抱えれば抱えるほどつらくなるもの。ツラい思いはやはり吐き出した方がいい。医師への告白はもちろん、家族や親しい友人に告白して聴いてもらえるだけできっと気が楽になります。辛さは溜めないのが「こころの健康」に繋がるはずですし、話すだけで気分が軽くなります。
もちろん、精神疾患の方は病状が悪い時には言う必要はありません。また、倫理観の高くない、人の噂好きな人も沢山いますから、全ての人に話す必要はありません。
3)きっとだれかがあなたを助けてくれる
人間は「社会的な生き物」です。人に「共感」して、人と人とが繋がる不思議な生き物なのです。
だから、誰かがきっとあなたのことを理解してくれて、あなたに手を差し伸べてくれる、あなたを助けてくれる人がいるはずです。
昔、「金八先生」のドラマで、武田鉄矢が言った言葉を私は今でも忘れません。『「人」という字は「人は一人では生きられない、人と人とが支え合って生きている、そういう言葉(意味)なんです』というセリフ。
あなたが勇気を出して言葉にすることで、「共感」を創る。例え大半の人が理解されなくても、一部の人でも理解してくれる人たちがあなたを応援し、あなたにとっての「こころの支え」になってくれる。私はそんな「共感力」こそが「人間の良さ」「人情味」だと信じています。
【こころが前向きになれる瞬間】
性格的になかなか人に言えない人、きっと大変だと思います。無理に全員にオープンにしなくていいと思います。誰だって、偏見を持たれたり変な誤解をされたくないし、自分の闇を自ら敢えて言うなんて別にそんな必要ないです。
でも時代は変わってきていて、多様性を「認める」時代になりつつあります。
自分の「マイナス」だと思っていた部分が「プラス」に変わる時代、これこそが世界で言われている、SDGs(持続可能な社会の実現)であり、理想の未来だと、私は信じています。
まずは自分が変わらないと社会は変わらない。自分自身が変わることで「幸せ」になれる、と思います。
こんな最近の私自身、少し病的だと思うくらい思考が冴えてきて、夜中に目が覚めてしまい、考えていることをこうしてブログに書いてしまいます。
(何かに突き動かされているのかもしれませんね)
でも、自分らしく「幸せ」になれるんだったら、それはそれでいいかな、と。
自分という「個性」を出して「幸せに」生きていく時代が来ているんじゃないですかね。
一度きりの人生ですから、「今の自分」を大切に。あるがままに、「こころの豊かさ」を大切に生きましょうね。。
You Only Live Once...
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