毎週月曜日の朝にやると、
「あぁ、また1週間が始まってしまった・・・」と思ってしまい、ちょっと憂鬱な気持ちになるもの。
そんなあなたを少し元気にさせ、マインドフルな気持ちにさせてくれる、「グラウンディング」というマインドフルネス瞑想の中でも、とても重要な姿勢について書いてゆきます。
〜マインドフルネス瞑想の「グラウンディング」〜
「グラウンディング」とは英語で"Grounding"、つまり地面に足をしっかりつけて座ること。
ことわざで、心が落ち着いていないことを「地に足が付いていない」と言いますが、「地に足をしっかりとつける」ことが心を落ち着かせるための第一歩です。
「グラウンディング」は坐禅、ヨガ、あるいはマインドフルネス瞑想の姿勢において最も大切な考え方。
坐禅を組むときにも「腰を据えてしっかりと座る」、椅子に座ってマインドフルネス瞑想するときにも「両足の裏をしっかりとつける」ことが基本姿勢、これにより「地面(地球)と繋がる、大地に接続する」、つまり大地に繋がる「アース」の役割になります。
(ちなみに上の写真の石積みは「賽の河原」といって、死者を弔うために河原で石を積むという古くからの風習がありますが、何だかこの石積みのバランス感が、何だかグラウンディングに似ているような気がしてしまいますね。。)
瞑想で坐禅を組むときのグラウンディングは、以下の手順。しっかりとグラウンディングして心を整えていきます。
・背筋を伸ばして(少し胸を開いて)
・身体はリラックスした状態で
・背中には「空気の壁」があるようにイメージして
・重心が最も安定する場所に腰を押し付ける(石積みのように、しっかりとグラウンディングする)
・目を閉じて心を空っぽにしてゆっくり深呼吸
・地面と繋がっていることを自然に感じる
椅子に座りながら瞑想する時のグラウンディングは以下の手順です。
《椅子に座ってのグラウンディング》- 太字部分
・背もたれから少し間を空けて座って
・背筋を伸ばして(少し胸を開いて)
・身体はリラックスした状態で
・背中には「空気の壁」があるようにイメージして
・両足の足の裏をしっかりと地面につけて
・重心が最も安定する場所に腰を押し付ける(石積みのように、しっかりとグラウンディングする)
・目を閉じて心を空っぽにしてゆっくり深呼吸
・足の裏が地面と繋がっていることを自然に感じる
〜グラウンディングの効果〜
このグラウンディング、「大地と繋がる」のを意識してリラックスして安定した姿勢をとることで、次のような効果を自然と感じられてくるのではないでしょうか?
《グラウンディングの効果》 ※個人差がありますので悪しからず
・心が安定してくる(自信を感じてくる)
・感情のエネルギーを大地に放出し心が落ち着く
・集中力が向上する(すぐに集中モードに入れて、集中を保つことができる)
このグラウンディングは、いつでもどこでも心掛けですぐにできるので普段から意識するといいです。
瞑想していない時でも、朝の電車で座った時、仕事場で座った時、ちょっと休憩する時、食事をしている時でもグラウンディングを意識するだけでも、「地に足がついて」心も安定した状態を、自然に感じられるようになります。
特に、不安や憂鬱な気持ちがある月曜日の朝、ちょっとグラウンディングを意識して、心の安定を。
時間があったらトイレで5分でも毎日瞑想し続けると、自然と心がマインドフルな気持ちになれますよ。。。
You Only Live Once.