YOLOCOBI BLOG (一度きりの人生にヨロコビを)

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「デザイン思考」でブルーオーシャンな副業を掴む方法

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前回、『キモい思考の持ち主ほど「幸せ」な副業に成功できる』と書きました。

 

今回は、何故そんなことを言ったのか?私が考える、「幸せ」な副業の本質が何なのか?について、かなりの長文ですが、真面目に自論を書いてゆきたいと思います。

(所要時間:約10〜15分 )

そもそも、「デザイン思考」って何?

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まずは「デザイン思考」とは何か?について、最近のニュースも含めて、改めて説明します。「デザイン思考」という言葉、聞いたことはあって、何となく知ってはいるものの、

・「デザイン思考」ってデザイナーが考えること

・システムデザイン設計者がプロトタイプするための思考法

と誤解している人も多く、「デザイン」思考」の本質を理解している人はまだまだ少ない、というのが現状です。

 「デザイン思考」が必要な背景として、ちょうど政府の見解が発表されたのでちょっとご紹介します。

 

経済産業省特許庁がデザイン経営宣言〜

http://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180523002/20180523002.html

 

先週、経済産業省特許庁が日本企業の産業競争力を取り戻すため「デザイン志向」を経営に取り込むことを推奨する、という公式文書(デザイン経営宣言)を発表しました。

 これはどういうことか説明すると、例えば、米アップル社や英ダイソン社などの欧米企業は、企業理念やブランド、自社独自の強みや技術を付加価値を高めるための「デザイン」を重要視しています。これは製品のみならず経営レベルからブランド、製品まで企業全体を「デザイン」として創造し表現しているのです。

一方の日本企業はどうか?というと、経営層も含めて「デザイン」に対する理解がまだ足りない状況。政府は、日本企業に対してもっと「デザイン」への理解と意識を持たないと、昔のガラケーのように機能ばかり多くだけで日本人にしか使えない製品(ガラパゴス化ばかりになり、グローバル競争に勝てませんよ、日本企業も「デザイン」を経営レベルから考えて表現くださいね、というのが今回の宣言なわけです。

 

この話、企業だけに限った話ではなく、副業や起業を考える人だって同じことです

例えばブログやアフィリエイトとかで稼ぎたいと考えている人だってそうでしょうが、独自の発想や視点で「イノベーティブに」物事を考える癖を持たないと、いつまでたっても副業にしたって成功できないのです。

 

〜「デザイン」とは「問題解決」である〜

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では「デザイン」とは、一体どういうことなのか?

 

おそらく、日本人は「デザイン」という言葉を聞くと、「芸術(アート)」とか「職人技(クラフト、モノづくりの世界)」と連想することが普通だと思います。しかし、今やスタンフォード大学のd-school を始めとする世界最先端の大学教育機関、欧米のグローバル企業がいう「デザイン」とはもっと進化して解釈されています。

 

「デザインとは、問題解決である」ということなのです。

 

この意味を理解するのに、最も分かりやすい例がApple社の「iPhone。今でこそスマホは誰もが普通に使っていますが、「スマホ」という概念自体、スティーブ・ジョブズが全くゼロから「デザイン」して創り上げた、画期的な商品です。

iPhoneが売れたのは、決して機能や見た目だけではなく、利便性や機能、形までの使い勝手まで全てが設計(デザイン)されており、ユーザーの視点でちょうど使いやすくて無駄がない、真善美・機能美を持っているからです。

また、アプリやiOSのシステム設計に至るまで全てがユーザー志向、画期的な使い勝手により、人は「パソコンを立ち上げる」という作業をしないで気軽にインターネットを見れたり、音楽を気軽に聞けるようになり、しかもパソコンともデータ同期がシームレスに繋がるようになりました。人々の生活の中の、「パソコンを開いてからインターネットへの接続したり作業するという不便(問題)」を全て解決してしまったのです。

「デザインとは、問題解決である」というのは正にこういうこと。スティーブ・ジョブズは形や機能、設計という小さな視点やデザインを考えていない、人の問題を「デザイン思考」で解決したわけです。

 

ここまで「デザイン思考」の意味や「デザイン」の重要性について、説明してきましたが、わかりましたでしょうか?

前置きが長くなりましたが、ここからが本題に入り、「デザイン思考」と「キモい志向」のつながり、そして副業へどのように生かしていったら良いか?について書きます。

 

「キモい志向」と「デザイン思考」の共通点

〜「デザイン思考」でブルーオーシャンな副業アイデアを考える〜

 

前回話した、「キモくなる」と副業に成功するということ、実はイノベーションを創る「デザイン思考」との意外かもしれない共通の考え方があります。

 

1:Outside-Of-the-Box思考

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意訳すると「ありえないことを考える」。イノベーションを創る「デザイン思考」の考え方の基盤です。

常識を疑って、今までにない発想を考えることですが、これは真面目に「キモい」くらいエッジを利かせて発想することと同じです。

副業で稼ぐのを考えた時には、みんなが考えるような考えをしていた時点で負け(勝てない)。典型的な日本人的思考、右に倣え、じゃダメなんです。

常日頃から「キモい」くらい、エッジを効かせて「ありえないこと」を考えているうちに、自然と誰も考えたことブルーオーシャン」(競合相手のいない領域(青い海))が見えてくるようになります。

 

例えば、アフィリエイトで稼いでいる人にしても、彼らがやっていることは「誰も検索していないキーワード」を探すことから始まりますが、これも似たような発想の仕方じゃないでしょうか。手作りで新しい創作をするにしても、斬新なアイデアを考え続けたら、「高くても欲しい!」と思われる商品が自然に出来るようになります。

 

2:How Might We 思考(HMW思考)

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日本語に訳すと、「どうしたら・・・できるだろうか?」という問題解決思考のこと。これも「デザイン思考」の中心的になる思考法です。

 

ブレインストーミング(アイデア出し)でよく考えると思いますが、ポイントは2つ

 

1)様々な切り口で質問を繰り返し課題を見つける

 「思わず・・・したくなる方法は?」

 「・・を面白くするにはどうしたらいい?」

 「・・をx xしないのはどうして?(反対の質問)」

 「・・をxxしたら便利になるだろうかなる?」

というように色んな角度から問いかけてアイデアを考え出します。

 

2)発想やアイデアを否定しない

 わけの分からない発想や奇想天外なアイデアがあっても気にしないで、自由に無限大に発想や妄想を広げましょう。もし複数の人で考える時は「アイデアを否定しない」「アイデアに更に乗っかるのは良い」とルール化したらいいです。

繰り返し質問を問いかけながら、思いついたアイデアを書き出すのです。

 

例えば、先日のブログ「思わず水道水を美味しく飲みたくなる方法」の話しもこの考え方を繰り返すことで、最後には「フィルター付きのペットボトルがあれば環境面も含めて問題解決できる」と導き出せます。

 

3、人間中心に考える思考 (HUMAN-CENTRIC APPROACH)

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先ほどのiPhone の例で「ユーザー視点で問題を解決する」話をしましたが、まさに人や社会の問題を解決する価値を創造する上では、人(ユーザー)に焦点に当てて考えることが大切です。

ミンネの手作り商品も、人の「共感」を呼ぶかわいさや、使い勝手(使う場面を想像するとか)を意識してデザインするのが大切でしょうし、家庭教師だったとしたら、子供たちの「やる気」スイッチに焦点を当てた、面白くて新しい教育法のアイデアが重要でしょう。

 

【斬新なアイデアを出すための秘策とは?】

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まずは、TED TALKに登場した、ひとりのクリエイターの映像をご覧ください。

(約5分間のビデオ)

https://www.ted.com/talks/shimpei_takahashi_play_this_game_to_come_up_with_original_ideas/up-next?language=ja

 

これは「無限プチプチ」を創った高橋晋平さんという方の体験談をTED TALKでプレゼンテーションした時の映像です。これを見たら「斬新なアイデアを出す方法」とはどうしたらよいか?すぐにイメージが湧いてきたかと思います。

 

映像を今見れない方のために、

ビデオに出てきた「斬新なアイデアを出すポイント」を書くと、

1)過去のデータは気にしない

(アイデアがいい理由は証明できない、考えた途端に発想が出なくなる)

2)何でもいいから無理矢理2つの言葉を組み合わせて、新しいアイデアを捻り出す

(例えば、「××と○○」「××な○○」みたいに適当な言葉を組み合わせる)

3)ひたすらアイデアをマシンガンのように出しまくる

 (「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」的でやるのが大切です)

 

特に2つめの「無理矢理組み合わせてアイデアを捻り出す」発想法は、「強制連想法」という「デザイン思考」の発想手法の一つで、これこそイデア出しを誰でも実践できる秘策です。

 

誰でもできるイデア出し実践法>

1、ありえない言葉を組み合わせながら、新しいアイデアを考え

2、ひたすらマシンガンのようにアイデアを出しまくり

3、思いついたらMEMOや紙に書き出しておく

4、そのアイデアを「どうしたら実現できるか?」と練る

5、良ければ実践。やりながら修正してもいい

というように考え続けるわけです。

 

どうでしょう?何だかいい発想が出てくる感じがしませんか?

副業を真剣に考えている方は、これらの実践法や考え方を参考にすると、「誰も考えていないブルーオーシャンな副業アイデアや発想」が見えてくると思います。

時間はかかると思いますが、思考OSが必ずアップグレードする日がある日突然やってきますので、諦めずに是非とも実践してみて下さい。

 

〜「幸せ」な副業の本質とは?〜

ワークシフト「第3ステージ」への橋渡しで「本当にやりたいこと」を見つける

 

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今回は、結構壮大に副業アイデア発想法について長文を書きましたが、誤解のないように、別にスティーブ・ジョブズまでのすごいイノベーションをする必要はありません。

大切なことは「イノベーティブに考える」ことです。これはビジネスが大きくたって小さくたって同じことです。

こういう考え方を常日頃から持つことができたら、副業が成功できるし、副業がいつの間にか本業に変わる可能性だって夢じゃないのです。

 

そして最後にお伝えしたいこと、それは私の考える「幸せ」な副業の本質とは、実はこれを指しています。

○ベストセラー図書「WORK SHIFT」に書かれている、「職業の第3ステージ」へ移行してゆくための橋渡しとなる副業

○出世争いに辟易してしまったり「会社の歯車」感を感じてしまって、「やりたいこと」を見失ったビジネスマンが、副業を通じて本当の意味で「やりたいこと」を見つけて「幸せ」になるための転業(転身) 

 

「経済的なしがらみ」から解放されて「本当にやりたいこと」への、職業の「幸せ」な第三ステージへ転身をするために、自分の人生をこのような「デザイン思考」で壮大にビジョンを膨らましながら、副業アイデアを考える必要があるんじゃないか?と思います。

人生は一度きり。あとは皆さんの気持ち次第です。

私はもうすでにこっちの方向に進んでいるところです。なぜなら、「本当にやりたいこと」を仕事にして「幸せ」になりたいですからね。。。

今の時代はチャンスですから、チャンスを掴んで幸せな副業を見つけられるといいですね。一緒に頑張りましょう。 

You Only Live Once.....

 

 

追伸:「デザイン思考」や今回のブログに関する参考図書です 

       

 

ここまでしっかり読んでいただいた方、ありがとうございました!

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