YOLOCOBI BLOG (一度きりの人生にヨロコビを)

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思い込み(ミスディレクション)について

こんにちは。

最近も、いまだに週2〜3回は朝起きられない日々が続いていて、せっかく楽しみにしていた朝時間が作れていない残念な毎日。なんで、今日は静かな場所に逃げ込んでブログ書いてます。

(なんで、いっても頭重くて起きられないんだろうなぁ〜)

 

ところで今日は最近とても気になりなった言葉、

「思い込み(ミスディレクション)」について話したいと思います。

 

これを知ったのが、サッカーを科学的に考える番組Foot x Brainの先週の放送(日曜日午前のテレ東の番組)。

 その時のゲストが、海外でも活躍するプロマジシャンで、かつ慶應大学医学部生の志村 祥瑚(しむら しょうご)さん、という方。

日常生活での「思い込み」や「錯覚」といった人間がよくやりそうな勘違いを「ミスディレクション」と彼は表現し、実際に元サッカー日本代表のゲスト達にマジックを体験してもらいながら、自分達が普段いかに「ミスディレクション(思い込み)」で物事を判断しているのか?、「思い込み」のメカニズムを分かりやすく体感できる、非常に興味深い実演でした。

 さらに番組では、実際にマジックの種明かしも行うことで、「先入観の怖さ」や「思い込み」に気づく大切さだったり、自分の先入観や認知がいかに単視眼的か、を伝えてくれる内容でした。

ちなみにこの志村さん、彼の面白さは何と言っても学術的(アカデミック)な背景をもつマジシャンだというところ。彼の経歴は、マジシャンをやりながら精神医学を学ぶために慶應義塾大学医学部に入学。マジシャンで培った経験を元に慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科と共同研究を開始し、「思い込みを変える」新しい心理療法・メンタルトレーニングの開発を行なったり、もしており、単なるマジシャンを超越した心理学研究の学者とも言える方でした。

 

番組をみて、私が改めて感じたのは、この「ミスディレクション」、やっぱり私の障害にも当てはまっているんだろうな?ということでした。

 

  でも私の場合は、上司や仕事のストレスで会社に行けなくなるような、いわゆる「適応障害」でもないので、そういう意味での「思い込み」による「会社に行きたくない」障害という訳ではないのですが、

私がいいたかったのは、「身体表現性障害」という私の病気自体、「こころ」と「からだ」が離れてしまって発症してしまうメンタル疾患のため、私の「身体表現性障害」は、ある意味、自分で思っていないようでも、自分の潜在意識に眠っている「ミスディレクション(思い込み)」によって、気がつくと実際に身体症状になって現れてきて、仕事に行こうと思っているのにからだがついてこなくなってしまい、気がつくと「朝起きられない」とか「頭が重い、痛い」とか無意識に「思い込んで」しまっていまっているんじゃないか、と思います。

 

毎日会社にはちゃんと通っているのに、それでも、ひょっとしたら「仕事を拒否しているのかもしれない」と悩むことも少なくありません。ま、私のわからない脳の潜在的認知のことだし、あんまり考え過ぎても仕方がないので、今日のボヤキはここら辺までで。

(ちなみに私はお医者さんじゃないので、あくまで一患者である私の個人的な解釈として聞いてくださいね)

 

それにしても、人間の脳って本当に奥深くて医学的にもなかなか解明が難しい世界なんだろうな、と思う一方で、AI(人工知能)の進化によって、こういう不可思議な認知のメカニズムもアルゴリズムによってデジタル化する未来が来る時代(シンギュラリティ)が20〜30年後には訪れるのかもしれないな、、と今日思うこの頃。

 

最近は、メンタルヘルスの問題やマインドフルネスなどのストレス社会の乗り越え方が話題になったり、AI(人工知能)によるディープラーニング(深層学習)やビッグデータを活用したデジタル化で第四次産業革命がもうすぐ訪れる、と時代の潮流になっていたり、とにかくここ数年間は「脳」ネタで巷のビジネス図書は溢れて、脳科学が注目されて研究が進んでいく、そういう時代にきているのでしょうね。。。

 

そんな私も、自分の病気をきっかけに、気がつくと心理学とか脳科学とか、今回の「思い込み」みたいな話に凄く興味を持っていたりして。

 

そういう、わかりそうでわかりづらい学問って、きっとハマると抜けられなくなりそうです。私は自分のこころの赴くままに、おもしろそうなことにはどんどん興味を持って考えてゆきたいと思います。

 

人生は一度きり。

 

You Live Only Once.